2017年1月7日土曜日

講習会  ~脱・初心者

今朝のセンターゲレンデは営業時間が始まっても圧雪作業が行われていました。

もしや? 
はい、午後から第二リフトのセンターゲレンデ上部もオープンいたしました。コース幅も拡がりました。

あとは、ラーチゲレンデだけです! もう少し、もう少し!
職業柄、機械モノのに目がないHさん。視線は釘付けです。

今日はセンターゲレンデが一番コンディションが整っていたようです。


休日の講習会は「脱・初心者」がテーマでした。

参加いただいたのは、70代のKさんと、これまた初心者ではない、シーズンレッスンのSさんでした。
今年のKさんは去年よりも余裕が出てきてます。やはり、落ちていくことを嫌がらないことが大切ですね。
そして、その前にもっと大切なのはご自身で危険回避できる目線だと思います。
山を滑っていて、「何故かぶつかりたくないと思った樹木に近づいていってしまう」というようなお話もこれですね。

スキーは目線の方向に進みたがります。つまり、近づきたくない障害物はスタート前に確認しておいて、滑り出したら自分の進みたいコースを見るようにします。

また、ついつい足元を見つめてしまいがちですが、顔をあげるためには目標を定めて、あとはぼんやりと全体を眺めるようにしましょう。
一点を見つめてしまうと必ず何か考えてしまい、視野が狭くなっていきます。大人になるとこの傾向が強くなるようです。ゲレンデで不意に飛び込んでくる他人に気づくためには、一点を見つめないことも大切だと思います。

こうした全体像と、自分がこれから進む進路、ターンする先を交互に見ます。

家に帰って目を閉じた時に、思い出される景色は常に自分のスキー板の先端だった(笑)、そんな場合は、まずは目線を上げることから注意していきましょう。
自転車に乗れた当時のことを思い出してください。車輪を見つめてた時は怖くてしょうがなかったのが、目線が上がったとたんに世界が拡がったと思います。そんな感じではないかと思ってます。



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