2017年3月31日金曜日

平日の検定会

今シーズン2回目の検定会は平日の開催です。

昨年はBCクロカンでLEVEL2にチャレンジしていただいたMさんですが、今年はいよいよLEVEL3に挑戦です。

LEVEL3では、中・急斜面という設定ですのでパノラマではラーチゲレンデかリンデンの急斜面も使用します。
上はリンデンでの小回り、左はアルパインでの大回りです。

急斜面でも安易に減速することなく、コントロールした中で滑りきることが求めらています。
今年は検定になると雪が降り出すようですが、Mさんにはしっかりと滑りきっていただけました。
パノラマでの検定では初めてのLEVEL3の合格となりました。

Mさん、おめでとうございます!

そして、午後は満を持して、華奢な道具に履き替えての挑戦です。
さすが、チャレンジャーです!

道具の違いは対応できるスピードの違いと言い換えられるのかもしれません。
華奢な道具になると、どうしても脚を突っ張って耐えることになってしまいますのでリカバリーが大変になります。
逆に、4バックルのハードなブーツでしたら、脚を曲げたままでスピードに耐えることができますので、滑走中にも曲げ伸ばしの余裕があります。

TAJの技術検定では道具を問わないかわりに、道具なりのスピードではなく、斜面なりのスピードが要求されています。(道具による考慮や加点は無し)
ここが問題で、”歩くスキー”と呼ばれるようなスキーは歩くスピードを想定して作られてますので急斜面でターンをするようには考えられていません。
なので、実際にはスピードを出していなくても、減速していないように見せるテクニックも、こういった道具を使用する場合は必要になるのかもしれませんね。
攻略のヒントが見つかればと思います。その前に、僕自身がきちんとした回答を出さなければいけませんね。
これはこの夏の課題にさせていただこうと思ってます。

2017年3月29日水曜日

通常レッスン  ~シーズンレッスン

今日のレッスンはシーズンレッスンでSさんと、昨日から続けてのNさんです。

雪が増えたお陰で、リンデンの急斜面もまっ平らになりました。こんな日はおもいいきり大回りでカッ飛ぶべきですね!

平日だから空いてますし(笑)
Sさんも、「センターゲレンデ限定なんで...」なんて言わないで、堂々とスピードアップしていきましょう。
あとは、”気持ち”だけですから!


さすがに3月末ですので、午後にはグサグサになってしまいました。残念!

毎日、目まぐるしく天候が変化している今日この頃です。

2017年3月28日火曜日

通常レッスン  ~シーズンレッスン

すっかり、冬に戻ったパノラマです。
真っ青な空が雪に映えます。

こんな日の朝イチはとても爽快です。
今朝も3kmのクルージングからスタートしました。
今日はシーズンレッスンの皆様で、Nさん、Fさん、Kさん、Sさんの4人です。

どうしても、テレマーク姿勢では後ろ足を引いて横を向いてしまいがちですので、今日は少し目先を変えて、急制動で停止する練習から、前に出した板にしっかりと体重を乗せる練習を行っています。
いつの間にか目線が足元に落ちておへそが板と同じ方向に横を向いているようなことがないように、常にフォールラインの先に目線を向けていきます。

それだけでも、傍目からは余裕がある滑りに見えますから。(笑)




しっかり滑りましたので...

今日はクレープの日!







頑張った日は、甘いのもいいですね。(笑)

2017年3月27日月曜日

雪、降ってます

昨日からの雪、まだ降り続いています。

パノラマでは朝からまさかの非圧雪状態となりました。
平日の朝イチですが、いつもの皆様が集まっております(笑)

第4リフト横ですがこんな具合です。

バンビクレープの杉さん、力強いです!
Fさんも負けじと縦にいきます。

やっぱり、これぐらい積もるとフォールラインに向かっていかないと進まないです。
ゲレンデでもこんな具合ですから、これはシーズンも最後のプレゼントですね。

もちろん、裏の入笠湿原の方にも下りてみました。
当然ながら昨日よりも雪は増えてます。

お約束で埋まってみました。
こんなの、今年初です(笑)
ゲレンデと違って埋まってしまう分だけスピードが上がりません。
やっぱり太い板でしょうかね。普段のパノラマでは必要ないんですけど...

パノラマでもこんな感じで滑れます。...運が良ければ(笑)






2017年3月26日日曜日

検定会 (...の午後には)

今日は検定会です。

TAJのテレマークスキー技術検定会として、里山スキー倶楽部も公認校になっておりますので年に2回ほど開催しております。

3月も終わりだというのに、ドカドカと雪が降る中、チャレンジいただいたのはMさんとNさんのお二人です。
お二人ともLEVEL2を目指しての参加です。
LEVEL1と2は中・緩斜面の設定ですので、パノラマではセンターゲレンデで行っています。

上はMさんの小回り。
下はNさんの大回りです。

もちろん、晴れて合格です!


と言いながらも、雪は強くなるばかり、全く晴れません。

それなら、午後はちょっと裏に行きませんか?(笑)




こんな日はゲレンデでで滑っている場合ではないですね。

入笠湿原は今年一番の雪でした!
先週のツアーとはうってかわって真冬の状況です。

軽快なMさんの滑り、さすが加点だっただけはあります。
「なにもできない~」なんて叫びながらも、しっかりと雪煙はあがっているNさんです。

今日は緊張した午前中と、一気に開放された午後の二本立てでした。

やっぱり、新雪がいですね~

2017年3月25日土曜日

講習会  ~悪雪で小回り

今日のテーマは小回りです。

この時期ですので、荒れた斜面でスピードをコントロールするための小回りを意識していきます。

参加いただいたのはKさん、Fさん、Nさん、もう一人のFさんとKさんで5人でした。
まずは、しっかりとフォールラインに向かうことを意識していただきます。
実は斜面に対して横を向いているときよりも縦にフォールラインに向いている時の方がエッジに体重がかかります。つまりコントロールしやすい、ブレーキをかけやすい、ということになります。
直滑降からブレーキ、この繰り返しをイメージしていただけると慌てなくてすむかと思います。
Kさん、そしてFさんの滑り。
落ち着いてターンしてきています。

そして、Nさん、Fさん、Kさんと続きます。皆様いい感じで、フォールラインに向かっていますね。

ちょっと目線が板と同じ方向にかたまりがちかも、もう少し肩の力を抜いていきましょう。
あくまでも、フォールラインに向かっていきます。
躊躇してしまうと、後ろに伸び上がるようなシルエットになってしまいがちです。
そのためにも、しっかりとブレーキをかけてから、落ち着いてから次のターンに向かってみてください。

皆様お疲れさまでした!








2017年3月24日金曜日

通常レッスン  ~ゆっくり

Kさんの今シーズンのスキーも最終日となりました。
今シーズンも特に暖かくなってからは毎週のように通っていただきました。ありがとうございます。

青空の下、会心の一本となりましたでしょうか?シュプールを見る限りでは、しっかりとゴールに向かってターンを続けてきたように見えます。
なにより、この笑顔ですので実感できてますね。良かったです。
今シーズンも本当にお疲れさまでした!

2017年3月23日木曜日

通常レッスン  ~緩斜面

今日のレッスンは一日緩斜面です。

Kさんのゆっくりレッスンに、シーズンレッスンのSさんも参加いただきました。プルークボーゲンで 丁寧に滑っていきます。

特に注意していただいたのが、目線とおへその向きです。
そして、余裕のあるSさんには外脚のスキー板の向きにも注意していただきました。
単語で「外向」と言われても、ムリに上体をひねったりするだけで、なかなか実感できないものですが、ゆっくりと滑っているなかでスキー板が雪面から感じる抵抗と合わせておへその向きを意識できれば、コントロールしているという実感も掴めると思います。

ゆっくりだけどしっかりと滑った一日でした。お疲れさまでした!

2017年3月20日月曜日

講習会  ~小回り

連休最後は「小回り」の日です。

シーズンレッスンのHさんとSさんに、これまた常連のNさんにも参加いただきました。

ショートターンは正面を向いていること、フォールラインに身体が向いていることが大切です。
これにより、テレマークターンでも軽い捻り戻しがうまれて、リズム良く小回りが続けられます。
特にコブ斜面を視野に入れた小回りでは、おへそがフォールラインを向いている時からしっかりと斜面をエッジでとらえられていることが必要になってきます。

ところが、テレマーク姿勢になると、おへそが横を向いてしまいがちになります。
後ろ足を引いてバランスをとろうとしていると、横を向いてからエッジをかけることになりますので間に合わなくなってしまうんです。
まずは、横を向いても間に合うぐらいまで
とにかく速度を落として、横滑りのつもりで滑ります。
切り替えは、板を回すのではなく、フォールラインに向かっていくように落ちていきます。コブの中では急斜面でターンしていると考えていただくと良いかと思います。
そこからまた横滑りでブレーキです。
余裕が出てきてから、徐々にターン前半の外脚のエッジを意識していきます。

慌てないで落ちていくことに慣れていきましょう。

2017年3月19日日曜日

入笠山ミニツアー

本日は入笠山ミニツアー。

シーズンに一回、レストランのランチボックスを持ってお山に向かう日、だったのですが、残念ながら昨年でランチボックスが終了になってしまったとのこと、今年はマナスル山荘へランチの予約をお願いしての開催となりました。
参加いただいたのは、Kさん、Fさん、Hさん夫妻、Oさん、Hさん、Sさん、Tさん親子とIさんとOさんで総勢11名の大所帯となりました。
さあ、ピクニックへ出発です!
最初の入笠湿原は皆さん笑顔です。
なにせ、ここが一番滑りやすいんですから。

あとは、ハイキングのつもりで山頂へ向かいます。
さすがに、山頂にまでは雪は残っていないですね。
冬の山頂は風が強いので雪が薄いんです。
その分、直下には吹き溜まりもあったりします。スノーシューに大人気のエリアですが、木も密に生えてますのでスキーで滑ろうと思うと結構手強いです。
滑れる人にもそれなりに楽しめる入笠山でした。(笑)

ちなみに、マナスル山荘では、名物のビーフシチューや鍋焼きうどんをいただいております。
(お昼が遅くなってしまいスミマセンでした。)

おまけは入笠湿原での皆様の滑りの動画を。
とても裏山とは思えないほど踏み固められた斜面ですね。
これもまた、入笠山(笑)

2017年3月18日土曜日

悪雪講習 / 体験レッスン

連休初日は滑れる方向けの講習会と、はじめてテレマークスキーを経験される方の体験レッスンの二本立てです。

まずは朝イチからの皆様と、体験レッスン担当の鈴木さんも混じってスタートです。

体験レッスンに参加いただいたのはTさんご夫妻です。今シーズンはご夫婦でお越しいただくケースが多いですね。
滑れるチームのテーマは、「悪雪・オフピステ」でした。
この時期、ゲレンデも充分に悪雪と言えるのですが、春のツアーに向けての練習ですから、もちろん、入笠湿原の方に向かいます。
湿原の入り口はこんな感じ。
まだまだ滑れますね。
今日はご家族連れでそりを楽しんでる方もいらっしゃいました。人工スキー場の富士見パノラマも一歩裏へ回れば天然の雪でも楽しめるんです。


これなら明日の入笠山も大丈夫でしょう。



2017年3月17日金曜日

通常レッスン  グサグサから

夕方、レッスン後のひとコマ。

春の陽気で昼間は気温が上がりグサグサな雪でしたが、夕方にはちょっと冷えてそのまま固まっていました。

...結構、手強いです。
こんな悪雪も春だからこそ。間違いなく、脚力つきそうです。
いいトレーニングになりますよ(笑)

2017年3月16日木曜日

通常レッスン  ~ゆっくり

今日と明日はKさんのゆっくりレッスンです。

斜面が急になっても大丈夫なように、自分の脚でコントロールしていくことを覚えていきます。
雪の抵抗を感じられていることが安心感につながりますよ!
ちょっと疲れますけど(笑)
昼からはだいぶ暖かくなって、雪も緩んできています。
ちょっと、モサモサしてて気になりますが、スピードが出てしまうという恐怖心は少なくなると思います。
落ち着いて自分の行きたい先を見ながら滑っていきましょう!

2017年3月15日水曜日

通常レッスン  ~シーズンレッスン

本日はシーズンレッスンのFさんとSさん、そしてIさんです。
もちろん、朝の3kmからスタートです。

3月も半ばになってくると朝でも雪が緩んできますので快適にとばせなくなってしまいます。最初は、「硬い、カチカチ!」とか言いたくなるパノラマの3kmですが、慣れてくると、これが癖になる快適クルージングなんですね。今のうちですから、しっかりと滑っておきましょう!

今年も、ラーチゲレンデのコブ斜面、はじまりました!

でも、こちらはカチカチじゃないほうが良いんですが...

今朝はちょっと硬すぎました。次の機会に(笑)

それでもチャレンジすることが大事ですよね。
今年こそはラーチコブも完走しましょう。

2017年3月14日火曜日

通常レッスン ~午前・午後

平日の通常レッスンは午前と午後。

午前中はYさん、午後はシーズンレッスンのSさんです。
レッスンに慣れてきたら、半日のレッスンで確認したい部分やテーマを見つけて、その後で繰り返し練習するのが一番効率がいいかもしれません。一日かけて追い込むのもありですが、冷静に一つ一つクリアしてくことも必要ですね。

写真は今シーズンで体験レッスンからはじめられたIさんご夫妻です。今日はレンタルで自主練習の日となっております。

やっぱり、慣れるのも大事ですね。

山デビューに向けて、頑張っちゃいましょう!


今日も、お疲れさまでした!

2017年3月12日日曜日

講習会  ~革靴の日

本日のテーマは、「革靴の日」です!

ご希望をいただきましたFさんは残念ながらキャンセルで、早くからご予約いただいたSさんもキャンセルと寂しい状況でしたが、参加いただいたHさんとSさんで、しっかりと細板革靴を堪能いたしました!
午前中は80年代的な、”リード・スキーに乗り込む”練習を。

リード・スキー(ちょっと古い表現ですね)に乗り込む、とは、”外足にしっかりと乗る”とほぼ同じ意味合いです。サイドカーブの少ない昔の板では、しっかりと外向姿勢をとって外足を意識することが大切でした。
この頃は”後ろ足”なんて誰も言ってなかったかも(笑)
午後からは2000年代的な”後ろ足重視”なパターンで。

空前のパウダーブーム以降、後ろ足にも乗らないと前転しちゃうでしょ、という意見が主流となり、現在に至っております。

足元をしっかりと意識できる革靴は、練習メニューとしてはととも良いです。(軽快ですし)

問題なのは、プラブーツよりちょっとだけ疲れる、というところでしょうか。(笑)

皆様、お疲れさまでした! またどうぞ!