2019年3月31日日曜日

講習会  ~小回りとコブチャレンジ

休日の講習会は「小回りとコブチャレンジ」で、今シーズン2回目の開催です。

参加いただいたのはSさんとKさんのお二人。
この時期の悪雪が前提で、コブの中が一番滑りやすいかも、と実感していただくテーマなのですが、まさかの新雪状態です。
第五リフトに乗ればこんな景色が。

もしかしたら、今シーズンで一番の白銀の景色かも。木々が白いことはパノラマでは滅多にありませんから(笑)

普通にこの時期にはあり得ないゲレンデを堪能しております。

午後になっても八ヶ岳は雪雲の中でした。
今年は本当に不思議なシーズンでした。
雪不足と言っていたはずなのに、3月末日ではこの状況ですから(笑)

春のツアーも、これなら大丈夫かもですね。


2019年3月29日金曜日

平日レッスン  ~1日

今日は上級者レッスンでHさんです。

Hさんは向上心があり毎年何かしらのテーマを持って試行錯誤されておりますので、レッスンというよりも、相談しながら進めて、また新たな練習課題を見つけていく、というような流れになります。

午前中はカービングの質を高めるための確認でした。外向姿勢について、この段階では腰の向きと目線の方向が違ってくることも試していただいております。

午後からはコブ中心で。
しっかりとエッジングを行いたい、という点ではコブの中も一緒です。なので共通するポイントは多いです。

Hさん、次の課題は見つかりましたでしょうか?

今日のおまけのパチリはこちら。

バンビクレープさんとセンターハウスの営業はこの週末の3月31日までです。
なので、今日は最後のクレープを堪能。

大サービスのてんこ盛りでした(笑)


2019年3月27日水曜日

平日レッスン  午前・午後

今日のレッスンは午前と午後。
午前中はMさん、Fさん、Nさん、午後はNさんお一人でした。

この時期のご希望はコブを前提とした悪雪への対応が多いです。
悪雪では足をとられたり、凸凹に気後れしてしまう、といった不安を皆さん口にされます。
前後でバランスをとりながらも両足でしっかりと板を踏んでいなければ足をとられてしまいます。
前後に開いてから後ろ足も踏もうと考えるとなかなか難しくなってしまいますので、まずは両足で踏みつけたところから、徐々に前後に拡げていくようにしてみます。
感覚のお話ですので、様々なアプローチで試していただきます。
そして、押しのけられないほどの硬さの凹凸になっている場合は、脚を曲げながらのテレマーク姿勢だけでなく、伸ばしながらのテレマーク姿勢も試していき、斜面の凹凸に対処できるようにしていきます。
ベンディングや”抱え込み吸収”などもこの延長ですのでぜひマスターしてください。


2019年3月26日火曜日

平日レッスン  ~午後

本日のレッスンは午後から。

参加いただいたのはNさんです。
奥さんは怪我のリハビリ中のためまだ滑れませんが今回もお二人でおこしいただいております。

Nさんは毎回2日づつ参加していただいており、1日目の午後半日で前回を思い出して身体を慣らしていただき、2日目でステップアップしていく、というペースで進めていただいております。
時間に余裕があれば、2日づつ参加はとても効率が良いように感じます。
明日もまたよろしくお願いいたします!

2019年3月25日月曜日

大丈夫かな...

今日も春の日差しです。

盆地は遠く霞んで見えてゴールデンウイークのような雰囲気です。
八ヶ岳の雪もだいぶ減ってきました。
...ゲレンデ大丈夫かな?


今日は予約は入っておりませんので自主練習でしたが、ちょっと暑すぎました。

そんな日は、やっぱりこれですかね(笑)

あと2週間です。
悔いなく滑りきりましょう!

2019年3月24日日曜日

検定会  ~テレマークスキー技術検定

今日は検定の日。

里山テレマークスキー倶楽部はTAJの公認校ですので毎年テレマークスキー技術検定を行っております。
TAJの検定のページはこちら →

午前中はレベル2の事前講習と検定会で、午後からはレベル3に向けた講習を行いました。
写真は前走の滑りです。ちょっとだけ緊張して滑っております(笑)

検定会はテレマークターンの完成度をお題に沿って滑ることで評価しようというもので、お題は平たく言えば「ゲレンデで格好良く滑る」という内容です。
なので、”山で安全に滑る”ということとは少し離れた内容になりますので興味の無い方も多いかと思いますが、そこはそれ、自分の引き出しを増やすため、という意味でチャレンジしていただければと思います。
本日レベル2合格のFさん。
切り替えもしっかりとニュートラルを意識して滑っていただき、安定した滑りです。

今日はもう一人、Oさんもレベル2合格しております。
お二人はレベル3も視野に入れておりますので、午後からは中・急斜面での必要な要素などを確認していただいております。
昨日からで今日は講習にだけ参加のNさん。
ビデオ撮りを手伝っていただきました。
ありがとうございました。
ちなみにNさん、レベル2は昨年取得していただいております。

一人で採点しながらビデオも撮るのって、けっこう大変だったりするんです(笑)

夕方のひとコマ。
久々にパノラマに来られたMさんも一緒にパチリ。
夕方でもまだまだ明るい今日この頃です。

皆様お疲れ様でした!




2019年3月23日土曜日

通常レッスン  ~1日

本日は通常のレッスンで参加いただいたのはNさんです。
遠いところ、今回もありがとうございます!

今日のテーマは、グサグサの春雪ですので「両足でしっかりと踏む」でした。
フォールラインに向いて、しっかりと両足で立っていただければモコモコ、グサグサの春の雪でも問題ありません。そしてそこから前に向かって腰から板を押し出していただければ、スキー板は雪を押しのけて進んでいきます。
...引いちゃダメですよ(笑)

また、今日も目線についてはあらためて確認していただきました。
気持ちが引けてしまうと、目線も足もとや山側を向いてしまいがちです。
目的地(ゴール)やフォールライン方向をしっかりと向いて滑りましょう。

2019年3月22日金曜日

平日レッスン  ~親子で

本日のレッスンはKさん、息子さんと親子で参加いただきました。

息子さんのテレマーク姿勢が安定しない、ということでまずは内足、外足、それぞれが独立してバランスがとれるように練習です。
斜滑降で片足づつ滑ったり、重心の位置を意識していただいたりして落ち着くところを探していただきます。
ちなみにお父さんのテレマークターンはこちら。
早く、”追いつけ追越せ”、ですね!

また息子さんには普段からの姿勢も説明させていただきました。
今のうちから意識して、くれぐれも猫背に腰が丸まった大人にはならないでくださいね。(笑)
若いので今日は積極的に動いていただいております。

ゲレンデではぜひアグレッシブに動いて目立ってください!

2019年3月20日水曜日

平日レッスン  ~1日

このところ暖かい日が続き、ゲレンデはすっかり春のザクザク模様です。

本日のレッスンはAさんです。
テレマークスキーは一度断念しかけて再チャレンジとのことでした。

普通にゲレンデではパラレルターンで滑れる皆様にとって、ゲレンデでわざわざテレマーク姿勢の練習をすることは、なかなか身体が納得してくれない作業になる場合が多いようです。
そんな時は、いっそのことバックカントリーで練習してしまうか、わざとザクザクの滑りにくいときに練習することをお勧めします。春雪こそテレマークですよ!

シュテムターンからテレマーク姿勢、パラレルターンからテレマーク姿勢と進めてからタイミングを早めてテレマークターンを仕上げていきます。
別にどのタイミングで前後にバランスをとらなければいけない、といったきまりはありません。雪質や斜面次第です。

午後にはだいぶ慣れてきて斜面にも合ってきております。
やっぱり、納得して練習すると身体も言うことを聞いてくれますよね(笑)
今日はお疲れ様でした!


2019年3月19日火曜日

平日レッスン  ~1日

今朝のひとコマ。
スキーヤーの常連の皆様が勢揃いしております。
この時期になってくると雪質が安定しているのは朝だけですので、皆様集合が早くなっているようです。
まだまだ朝ならばハイシーズン同様に滑れますよ!

本日のレッスンはFさんとIさんです。
この時期ですので、もちろんコブに向けての小回りから。

小回りについては、苦手意識がある方は”回ろう”と思わずに、”ブレーキの連続”と考えていただいた方が取り組みやすいかと思います。
スキー板を回そうとして横を向いてしまうと暴走しやすくなってしまいます。しっかりとフォールラインを向いてブレーキをかけることでリズムをとってください。
でも、ターンの切り替えの時はしっかりと落ちていくことも大事ですから、落ちて、止まって、をリズム良く続けられるようにしていきましょう。


2019年3月18日月曜日

コブ斜面、育ってます!

先週から始まったラーチゲレンデのコブ斜面は順調に育ってきております。

毎年、3月も10日を過ぎて最後のプライズ検定が終わると、ラーチゲレンデは非圧雪となります。
もちろん、パノラマでの非圧雪は”コブ斜面”です。(笑)

さあ、これから4月7日の営業終了まで、凸凹斜面も楽しんでいきましょう!

絶対に、春のバックカントリーで役に立ちますから ♪

2019年3月17日日曜日

通常レッスン  ~1日

本日のレッスンはKさんです。
今年からテレマークスキーを始めていただいております。

スキー自体が久しぶりとのこと、前回は運動をする時の姿勢のお話から、スキーの基本的なところをおさえていただきましたので、今回はしっかりとテレマーク姿勢で安定して滑るところを中心に進めております。

ぶっちゃけ、圧雪されたゲレンデではテレマーク姿勢をとる必要はありません。
ボーゲンでもパラレルでも、もちろんテレマーク姿勢でも、なんでも大丈夫です。
なので、ゲレンデでは敢えて難しい姿勢をとる必要は無いのですが、いざゲレンデ外に出て、前転しそうになってはじめてその大切さに気がつきます。
こちらも参考になれば → ブログ記事へ

お山でスキーを目指して、テレマークスキーに慣れていきましょう!

今日のいただきもののひとつ、”八幡屋磯五郎”のリップクリーム。
なんとトウガラシエキス配合だそうです。
保湿効果があるんだとか。

信州ではお蕎麦の定番ですが、リップクリームは知りませんでした。
ありがとうございます!

2019年3月16日土曜日

講習会  ~小回りとコブチャレンジ

本日の講習会のテーマは、「小回りとコブチャレンジ」です。

なぜ、テレマークなのにコブに入るのか?と聞かれますが、これは春のツアースキーのための定番の講習会なんです。
なにせ山に入るとオープンバーンだけではありません。ツリーランならまだ良いのですが、狭い雪渓や縦溝になった斜面、ブッシュを避けながらの滑走など様々な場面に出会うと思います。
そんな時、「練習しといて良かった!」ときっと思うはずです。(笑)

小回りのポイントは、とにかく前を向くこと、フォールライン方向にしっかりと腰を向けることです。
プルークボーゲンを思い出していただけると解りやすいかと思いますが、プルークボーゲンではフォールラインに向いていないと止まれません。横を向いてしまっては惰性で動き続けてしまいます。ピタッと止まるためにはフォールラインに向いていないとダメなんです。これはパラレルでもテレマークターンでも同じです。
スピードを落としたい時に、ついつい安易に身体を振って横に向いてしまいがちなのですが、これが小回りにならない原因でもあります。

直滑降から停止の確認、そしてそのままフォールラインを向いたまま足を押し出すようにして回旋と角づけをしていきます。

写真は今日の参加のKさんとSさんです。
お疲れ様でした、次は春の乗鞍で!

2019年3月13日水曜日

平日レッスン  ~朝から雪!

朝イチの一本は雪!

先週末から三度目の降雪で、このリンデンの急斜面より上は今シーズン一番の積雪量となっております。


レッスンは昨日からのNさんです。
昨日に引き続き、スキー板を踏む感覚について確認していただいております。
”後ろ足を踏む”と言われると後ろ方向に踏みつけたり、蹴ったりするイメージを持ってしまいますが、スキー板は滑っていきますので、後ろに踏みつけたらスッポ抜けてしまいます。頑張れば頑張るほどバランスを崩す結果となりがちです。
動いているスキー板に体重を乗せるのですから、下方向か前方向に押す気持ちでないと力が逃げてしまいます。
止まっているスキーを動かすのではなく、動いているスキーに働きかけていることを実感していただけたらと思います。

午前中は雪、昼から晴れ間が出てきましたが八ヶ岳の上にはまだぶ厚い雲がかかっておりました。

まだまだ降りそうですね。
山麓はさすがに狭くなっておりますが上は大丈夫。これなら4月7日まで営業されそうです。

明日の入笠山も良さそうですよ!



2019年3月12日火曜日

平日レッスン  ~午後

今日のレッスンは午後から。
参加いただいたのはNさんです。

春の雪を楽しむために、今日と明日で両足で板を、”下”もしくは”前”に踏む練習をしていきます。「後ろ足だから」と言って後ろ方向に踏もうとしてはスッポ抜けて疲れるだけですから(笑)

この看板、今年もはじまりました!

昨日より、ラーチゲレンデは不整地のコブ斜面となっております。
今のところ等間隔に目印が立てられてコブが育ちやすくなっております。
これがだんだんと削られて凸凹斜面ができあがっていくんですね。
パノラマのゲレンデはいよいよ後半戦です。

今日はちょっと固めでした。(笑)


2019年3月10日日曜日

通常レッスン  ~1日

本日のレッスンは昨日から参加のYさんです。
今シーズンは一念発起されてテレマークスキーに再チャレンジされております。

スキー自体の経験がほとんど無かったYさんですが、元々は野球少年だったところからかグングンと吸収されております。

今日のポイントは落ちていく感覚。
スキーは斜面を下っていきますので、下に落ちていく感覚がなければ、全て仰け反った”後傾”と言われる姿勢につながってしまいます。この非日常的な感覚がスキーの難しさの大半を占めております。
Yさん、笑いながら落ちていける感性を身につけていきましょう!(笑)

2019年3月9日土曜日

講習会  ~悪雪・オフピステ入門

今日は休日の講習会、テーマは「悪雪・オフピステ入門」です。
一昨日の降雪のお陰で無事にゲレンデ外の練習ができました。

参加いただいたのはTさん、Sさん、もう一人のTさん、Yさんの4人です。
午前中はゲレンデで両脚を使ってリズムをとる練習から。ポイントは後ろ足を引いてしまわないこと。

午後は、まずは緩斜面から試していきます。押していく感覚があれば、それだけでもけっこう楽しめますね。
その後はいよいよ入笠湿原に移動します。

一昨日の雪ですので重く踏み跡もしっかりついてしまっておりますが、そこはそれ、自分の足で踏み抜けていっていただきました。
今シーズンはほとんど滑ることができなかったパノラマの裏山ですが、ここにきて連日楽しめるようになっております。
グサグサでもふかふかでも、やっぱり天然雪の裏山は楽しいですね。
せっかくですから、皆さんの滑りをそれぞれパチリ。
何事も経験ですから、滑ってみないとわからないですよね、Yさん!
今日一番の安定感のSさんです。
次は姿勢で”美しさ”もですね。

もちろん、この後はゲレンデに向かって登り返しております。皆様お疲れ様でした!




2019年3月8日金曜日

平日レッスン  ~1日

本日のレッスンはTさんです。

急斜面や硬い斜面でコントロールが効かなくなってしまうことがある、とのことですので、スキーのエッジングについて見直していただく1日となりました。

僕自身もそうでしたが、普通のスキーの経験が無くテレマークスキーをはじめてしまうと、エッジでコントロールする、という感覚が少なく、テレマーク姿勢で力づくでおさえ込もうと考えてしまいがちです。
テレマークであろうがパラレルターンであろうが、はたまたスノーボードであっても、エッジに体重を乗せて操作する部分は同じです。
テレマーク姿勢をとる前に、まずは落ち着いて雪面の抵抗を感じるようにしていきましょう。
もし抵抗を感じられなかったら...恐らく、それは止まれないですよ(笑)

2019年3月7日木曜日

またまた降りました!

またまた降りました!
ゴンドラ山頂は予想外の15cm、そして入笠湿原は20cm弱!一昨日を上回り、間違いなく今シーズン一番の積雪となっております。
残念ながら暖かいので昼までもたないのが悔しいところなんですが...



もちろん、今日も裏山に向かっております(笑)
本日はマナスル山荘がお休みのためか、スノーシューのお客さんが一人もおりません。
完全に貸し切り状態でしょう!


本日のIさんの滑りは4本立て動画です。

午前中は晴天でしたが、お昼過ぎには雨が降ってきたりと、山麓では積もった雪はあっという間に消えていってしまいました。
今日はまるで”春の夜の夢”のような新雪でした。

週末からはラーチゲレンデのコブ斜面もはじめる予定とのこと、パノラマはいよいよ終盤にはいってまいりましたよ!

2019年3月6日水曜日

平日レッスン  午前/午後

本日のレッスンは、午前中はYさんとFさん、午後は午前中からのYさんでした。

主に、悪雪でのショートターンへのアプローチです。
特にコブがそうなのですが、フォールライン方向を向いていないとショートターンになりません。上体で横を向いてターンを行っている方は、ちょっと苦労してしまうポイントでもあります。

悪雪でのショートターンでは、スキー板を回そうとしないで、まずはしっかりとブレーキをかけること、そしてそのエッジをフォールライン方向に進むことでエッジをはずすこと、この2点を意識してみてください。慌てないで滑れるようになってくると思います。

写真は午後のひとコマ。

午後のMさん、Iさん、Fさんは結局最後までフリーで滑られておりました。
春のグサグサな雪も、それはそれでテレマークなら楽しめますね!

2019年3月5日火曜日

入笠山  ~ミニツアー

昨夜、マナスル山荘さんのフェイスブックで降雪の様子が紹介されておりましたので、急遽、レッスンをお休みにして入笠山の日にさせていただきました。

もちろん、ゲレンデもこの冬一番の降雪となっておりました。
午前中はパノラマとは思えない景色が広がっていました。
緊急募集ながら、参加いただいたのはKさんとFさんです。
ウロコ板を装着して、まずは入笠湿原に向かいます。
湿原でのKさんの滑り。
慎重に足下を確認しながらスタートです。
朝イチはさらさらでしたが、10時を過ぎるとだいぶ重くなってしまっております。
ストップ雪に近い湿雪をかき分けるように滑ります。
こちらの写真はFさんです。




山頂の様子はこちらの動画で。

お昼はもちろんマナスル山荘さんのランチ営業を利用しております。
なにせ、このあたりで一番美味しい食堂ですから!(笑)

ご馳走様でした!