2015年1月31日土曜日

久しぶりに、ふじてん  

久しぶりに、河口湖大橋からの富士山です。


この時期の富士山は、とても風が強く、雪も控えめです。3月から4月にかけて徐々に積雪も多くなっていきます。

やっぱり、雪があってこその富士山ですね。



今日と明日は”ふじてん”で養成講習会に参加します。
リフトの上からは御坂の山塊が見渡せます。気持ちとは裏腹に、爽快な景色が拡がってました。

2015年1月30日金曜日

順調に雪

今週も雪が降りました。
ちょっと水気が多く、団体の小中学生の子供達は大変そうでした。


今シーズンは週一ぐらいのペースで順調に雪が降っております。

晴天率85%のパノラマですが、帰り道のこんな除雪の風景も、今年は日常になりつつあります。

ちなみに、道の駅「つたき宿」のお隣には国交省の除雪ステーションがあります。
こんなとこだけ見てると雪国にいるような気分になりますね。

そうそう、いくらパノラマだからとは言え、道路はしっかりと融雪剤もまかれておりますので、スキーから帰ったら、たまには車の下回りの洗車もしたほうがいいですよ。

僕も前の車はマフラーに穴があいちゃったりしてました...

2015年1月29日木曜日

レッスン  午前・午後

今日のレッスンは、午前がKさんとFさん、午後がFさんとIさんです。

Kさんはスノーボードからテレマークスキーに転向しようと目論んでいる、20代の女性です。
やっぱり、山での動きやすさが魅力的に見えたそうです。最近、こういう方が増えてきてますね。

スキーの経験が無いとのことで、スキーの基本的なところから、テレマークターンまでの説明を行っております。
スノーボードで斜面には慣れていることもあり、安定感のあるテレマーク姿勢でした。そして体力もあるようで、午後は黙々と自主練習に励んでおられました。

次回は、ぜひ、旦那さんとお越しくださいね!



2015年1月28日水曜日

レッスン  ~体重を板に乗せる

平日の通常レッスンですが、今日は賑やかです。
シーズンレッスンのIさん、Fさん、もう一人のIさんと、先週に引き続き参加のWさんの4人に参加いただきました。
Wさんは前回、午前中だけでビデオ撮影ができませんでしたので、今回しっかりと確認していただきました。

特に注意していただいたことは、テレマーク姿勢で山側の足にもしっかりと体重を乗せることです。裏山に入って楽しめるかどうかは、この部分が鍵となります。
まずは、しっかりと立つことからです。



また、今日のIさんは長年の勘違いが解消して大きくステップアップされています。
テレマークでは、ターン後半では、”後ろ足=山足”ですが、ターンの前半では、”後ろ足=谷足”でもあります。「後ろ足っていったい、いつ何処の後ろ足だい?」ってことですよね。

僕も8年ぐらい前まで、「谷回り」と「山回り」を勘違いしており、本を読んで練習すればする程、訳が判らなくなっていく、という経験をしております。
プログラムの宣言文ではありませんが、共通認識のされていない単語を安易に使っちゃダメですね。レッスンでは注意して言葉を使うようにします。

2015年1月26日月曜日

レッスン  ~ビデオ利用

今日のレッスンはYさんとSさんです。

ビデオを利用して、それぞれの課題を確認しながらのレッスンとなりました。

前からだけでなく、後ろからも撮影してみると、自分の感覚と実際に動いている範囲がだいぶ異なることに気づくはずです。
このイメージと実際の動きの差を摺り合わせていく作業が、スポーツの反復練習と言えるのかもしれません。

今シーズンはビデオもしっかり活用していきますよ!








だから~、それは違うって、Sさん...

2015年1月25日日曜日

講習会  ~クロカンチャレンジ

今日はクロカンチャレンジの日です。

写真は左から、昨年参加のFさん夫妻(たまたまゲレンデに遊びに来てました)、そして今年参加の、Oさん、もう一人のOさん、Kさんのお三方です。

今年もしっかりと滑れる方、しかもチャレンジ精神のある方々のご参加ですので、計画どうりにゴンドラ山頂駅からマナスル山荘~お花畑経由、大阿原湿原から林道をファミリーゲレンデまでの14kmツアーに出発です。




今日の入笠湿原はこんな状況です。

雪はとても良いです。

お陰で山に入られる方もとても多く、湿原のほぼ全面がスノーシューで踏み締められております。


それもそのはず、すれちがっただけでもこんな風に10~30人ぐらいの団体様が4組、そしてお二人や家族連れなどの方も多数。


登りでラッセル無しは楽でいいんですけどね...




八ヶ岳のビューポイントではまだまだ余裕の皆様です。
パノラマのゴンドラ山頂駅も見えます。


去年のこの辺は穴場的な感じだったのですが、今年は大阿原湿原まで、びっちりとスノーシューの踏み跡ができております。




大阿原湿原でのひとコマです。

この後に快適な林道クルージングのはずでしたが、登山口の入り口まで下る前に、道程の半分も行かないところまで、しっかりと林道の除雪が行われており、凍ったアスファルトの上を滑って下りるはめになってしまいました。

すみません、チャレンジどころか、”スパルタン”なアドベンチャーツアーになってしまいました。


上の方はこんな感じで、林の中は雪もふかふかです。
とってもメローなクロカンツアーだったはずなんですけど...

これだけ入山する人が多いと今後も除雪はしっかりとされることでしょう。
次回からは林道には下らずにゴンドラに戻ってくるようにいたします。



そうそう、ゴンドラ下の名物だった”カモシカさん”は、今年はファミリーゲレンデのすぐ上ぐらいに陣取っていました。

やっぱり、雪が多いせいでしょうかね。




何処にいるか、わかりますでしょうか?


2015年1月24日土曜日

講習会  ~後ろ足強化の日

今日のテーマは「後ろ足強化の日」です。講習会に参加いただいたのは、KさんとFさんともう一人のKさんの3人です。

写真は午後のひとコマ、右手奥には富士山もはっきりと眺められました。


テーマの「後ろ足強化の日」は、べつに筋トレをはじめる訳ではありません、念のため。

まずは、後ろ足でも、真下、もしくは前方向へ押せるように運動します。
後ろ足の体重がスルッと後ろに抜けてしまったらもったな過ぎるんです。これが悪雪や深雪ではまってしまう原因のひとつでもあります。

後ろ足(山足)のビンディングのプレートの上に腰が、できればおへその下の重心がストンっとのっかるように意識するところからはじめ、プルークボーゲンや斜滑降なども交えながら、体重がエッジにのる動きを確かめていきます。
前足のカカトの上に腰がある姿勢と比較しながら、それぞれ両方でターン前半の動き出しができるように頑張ってみてください。

Kさん、ターン後半の山回りで内足にしゃがみこんでしまうのは、山側に傾いてバランスを崩す原因にもなります。しっかり体重を支えてエッジに伝えるようにしましょう。


午後にはビデオを使いそれぞれご自身の動きを確認していただきました。

特に意識していただきたいポイントとして、ターンに入る時に、安易に仰け反って外足を出してしまわずに、股関節が軽く曲がったままでテレマーク姿勢に入るように注意してください。
なんとなく足を出すと、ターンの後半で頑張らなければならなくなっちゃいますからね。



2015年1月23日金曜日

パノラマの歴代ポスターが

センターゲレンデ前のレストラン「オリオン」の壁には、歴代のパノラマスキー場のポスターが掲示されています。

1987年のリニューアルオープンから今年までのポスターが右からずらりです。

さすがに、バブルの頃のものは時代を感じさせます。
なんのポスターなのかまったくわからない年もあったみたいです。これもまた時代の勢いなんでしょうかね。







ナイター前の整備、圧雪中のセンターゲレンデ。


今日は学校団体のイントラから、ナイターはスポーツ少年団のお手伝いまでと、長~い一日となりました。

2015年1月22日木曜日

雪からみぞれ

今日と明日は団体のスキースクールのお手伝いで地元の小学校の担当です。
学校団体が重なり、700名を超えています。

ちなみに、1月30日も同様でお手伝いです。
平日でもちょっと混んでしまいますので、この日を検討中の方はご注意を。



午前中は雪だったのですが、午後からはたっぷり水を含んだみぞれから雨となり、夕方のゲレンデは結構厳しい状況でした。

すっかり濡れてしまったので、そのまま”もみの湯”へ向かいました。この道中でもまだ雲の中でした。

普段だと、こんなに綺麗に八ヶ岳の夕焼けが正面に見える道なんですけど...
(ちなみにこれは一昨日の写真です)


2015年1月21日水曜日

レッスン  ~手を抜かない

今日のレッスンはシーズンレッスンのSさん。


テーマは「手を抜かない」です。

こう言ってしまったら元も子もないですね、”しっかりと運動しよう”です。

丁寧に滑る、ということも大切ですが、しっかりとアピールする滑りも身につけていきたいですよね。特に30代までならガンガンと行きましょう! (Sさん、昨日40代に突入されたそうですが...)

まずは外足をしっかりと動かすこと。
股関節、膝、足首を適切に曲げること。そして沈み込んだまま板が返ってくるのを待てれば、格段にアグレッシブに見えてきますよ。
板を回し急ぐことの無いように、とにかく斜面に向かっていけるようにしていきましょう。


また、滑りながら低速~高速~低速など、スピードを変えてみる練習もいいですよ。

2015年1月20日火曜日

レッスン  ~午前・午後

午前中のレッスンは、山梨のIさんと大宮のIさん、期せずして先週と同じ組み合わせです。

先週は地味な練習を繰り返しましたので、今日は3kmコースでパラレルターンから入って、ターン前半から、次の外足となる山足に体重を乗せていくこと(テレマークターンでは後ろ足が前に出る動き)、を意識していただいています。
これが、言い方を代えると「後ろに歩くような」動きにもつながっていきます。

山梨のIさん、自主練習してきたようで、先週と違い絶好調でした。
長年の勘違い、解けたみたいですね。



午後は昨日に続いてのKさんと、夏にも参加いただいたHさんです。
Hさんは後姿のピースサイン、調子が上がってきてるみたいですね。

今日特に時間をかけたのが、「山側に傾かないこと」でした。

ターンの後半で、後ろ足を使ってブレーキをかけようとすると、山側に傾いたり、倒れてしまったりするのですが、その前に、山側にストックを突くだけでも山側に傾いてしまいます。
これによってバランスを崩すのは必須ですので、まずはここから、ストックを引きずりながら滑ったりしています。
これだけでもだいぶ滑るシルエットが変わります。ビデオに撮って見て納得していただけましたでしょうか?

山側に傾かなければ、急斜面でもしっかりと停止することができます。
急斜面でのパラレル姿勢での停止など、ちょっと厳しいことも試してみました。でも、”いつでも止まれる”、という自信が滑りの余裕につながって、視線も上がってくるんです。

そう、いつも、行きたい方向(谷に)向いていきましょう!

2015年1月19日月曜日

レッスン  ~後ろ足を軸に動く

今日のレッスンは、KさんとIさんです。


お二人ともテレマークだけでなくBCクロカンも楽しまれていますので、柔らかいブーツでも通用するように、後ろ足(山足)を軸にしてスキー板を先落としすることから始め、後半では、ターン前半からしっかりとエッジに体重を乗せていくことをお伝えしています。
ポイントとしては、前足のカカトではなく、後ろ足のビンディングのプレートの上に腰を乗せるイメージです。

センターゲレンデでの斜滑降を中心に、スキー板のエッジに体重が乗った状態を理解していただいてから、ギルランデなどでターンの前半部分を繰り返し練習しています。

また、ターンの後半で山側に上体が内倒してしまったり、山側のストックを突いてバランスをとろうとしたり、山側に腰が向いてしまったりすると、前述の運動ができず次のターンに入ることができません。後ろ足を深く曲げてバランスをとると山側に倒れやすいのですが、後ろ足でもしっかり体重を支えてバランスをとるように意識していくことが大事だと思います。


それより、また今日も写真を撮り忘れました。KさんIさんごめんなさい、また明日ということで。


そこで今日はレストランの写真を追加です。


パノラマでのお昼はセンターゲレンデのレストラン、オリオンを利用することが多いです。

ボリュームでお勧めは、”山賊丼”です。ニンニク風味の鳥から揚げに、たっぷりと大根おろしがのってます。

そして、これに負けないのが、写真の”ルバーブ・カレー”です。
先シーズンまでは赤いルバーブがかかってる辛めのカレーでしたが、今シーズンからは、そこに、どーん!と鳥もも肉がのっかってます。
とにかく見た目のボリュームですね、これは。

食べてみると、柔らかいもも肉で、以外にあっさりといただけちゃいます。(ナイフは必須ですよ)

丼ものに飽きたらこちらもどうぞ!

2015年1月18日日曜日

レッスン  ~テレマーク体験

今日の参加は、テレマーク体験コースでYさんです。



今回が本当に初めてのテレマークスキー体験で、しかも普通のスキーの経験もほとんど無しとのことでしたが、正直、「嘘でしょ?」って言いたくなるほどの安定ぶりでした。
スキーの経験が少ない方が、前後の板の間で素直にバランスがとれる場合がある、という良い例となりました。

そして、冬山の経験が豊富なため、恐怖心が少ないのでしょうか、この落ち着きぶりは只者ではなさそうな気配です。

またのチャレンジをお待ちしております!

2015年1月17日土曜日

レッスン  午前

今日のレッスンは午前中のみ、小田原のTさんです。先シーズンに引き続き、今年もよろしくお願いいたします。

ターンの前半に手を抜くと、後半で慌てて動いてしまうことになります。これが後ろ足を横に振るようにして”グリッ”と回す癖につながることもあります。
なんとなく足を踏み出してから後で慌てるよりも、最初からしっかりと動いていきましょう。
そのためにはまず斜面に対してニュートラルになる位置に立つことが前提です。

こちらも参考まで → http://www.satoyama-ski.com/colum-flat.html

そこから、しっかりとエッジを意識しながら動き出します。ここで後ろに仰け反ってしまわないように股関節のあたりにも注意してくださいね。


Tさんすみません、写真を撮り忘れてました!
写真はパノラマを後にする時に見える、夕日に浮かぶ八ヶ岳です。先日の雪でいっそう綺麗になっております。



ちなみに午後は地元スポーツ少年団のお手伝いでした。

2015年1月16日金曜日

”てれまくり”、現地打ち合わせ

今日は”てれまくり”の現地打ち合わせで、志賀高原は一の瀬です。
夕方18:00まで、みっちりと打ち合わせが続きました。


もちろんお昼には現場での確認も行っています。
写真は”てれまくりカップ”のスタート予定地点です。会場の一の瀬ダイヤモンドスキー場全体が見渡せます。ここがテレマーカーで埋め尽くされるんです。今からわくわくしてきますね。



パウダー8の会場は前日までの状況に応じて変更することになりました。
写真はその候補地の一つでのシュプールです。


北田さん、すみません!
8の字のひとつがつぶれているのは僕が前ゴケしてたからです。

(ホント、本番に弱いんです...)



こちらは夜のパーティー会場にもなるレストランです。
当日は地元のバンドなども参加されるそうです。





雲海の向こうには北アルプスの山並みが見事に浮かび上がっていました。

この景色に思わずたたずんでしまいました。
夕暮れはまた格別だそうです。

当日も、ぜひとも晴れを期待しましょう!


2015年1月15日木曜日

ドカ雪の中

今日のパノラマは朝から雪。
それも湿った、”ドカ雪”の中、レッスンに参加はIさんです。

春先のような重さはの湿雪は、ともするとどんどん歩幅だけが拡がっていってしまうのですが...

そこをこらえて無駄な動きを減らしていけば、です。

それに、もう一つ、板の選択も大事ですね、Iさん!






午後はもっと雪の勢いが増し、携帯のカメラではなかなか焦点が合わないぐらいになってしまいました。




この雪でベースは完璧です。
そろそろ湿原だけでなく入笠山の向こう側も徘徊してみましょうか。

2015年1月14日水曜日

レッスン  ~地味に

今日のテーマは、”ターンの前半に頑張る”。
でも、練習内容は地味~にプルークボーゲンと斜滑降が中心です。

参加いただいたのは、山梨のIさんと大宮のIさんで、シーズンレッスンのお二人。特に僕と同じような癖の山梨のIさんには徹底的にご説明させていただきました。

自分で思っている身体の動きと、実際に動かせている動きにはだいぶ隔たりがあるもので、このイメージと実際の動きをすり合せていくのが練習だと思うんです。筋トレとかとはまったく別の話ですね。
Iさん、頭で、”わかった”と思うのと、身体が”出来た”と感じるのが一緒になっていくと楽しいですよ~!



午後のパノラマはだんだんと雲行きが怪しくなってきました。
明日は予報どうりに崩れそうです。  

なんとか、雪になってくれれば...

2015年1月13日火曜日

レッスン  ~目線から

今日のレッスンは山好きのSさん、テレマークも完全にマスターしようと意気込みが伝わってきます。

アルペンボードの経験はあるけど、普通のスキーはほとんどないという、ちょっとコアな方です。
でも、山の経験は豊富ですので、ぜひガンガンいっちゃいましょう。


スキーの基本的なところから、テレマークターンならではの動きの面白さまで、お一人なので詰め込めるだけ詰め込んでしまいましたが、特に直近で練習していただきたいのは目線です。

テレマーク姿勢をとったときに、つい足元が気になってスキー板を見てしまいがちですが、こうなるとバランスを崩しやすいのはもちろんですが、いつもでも板の方向を向いたままになってしまいますので、斜滑降から抜けられず、どこまでも横に進んでしまう、ということに」なってしまいます。
お仲間に、「なかなかあの人おりてこないね...」なんて言われる前に、ぜひとも自分の行く先をしっかり見ながら滑れるようにしてください。
実は、目線が上がることが、山で滑るための第一歩なんです。
”オープンバーンじゃないと怖くて滑れない”と思っている方はぜひ目線を意識してください。

2015年1月12日月曜日

講習会  ~小回りが得意になろう

今日のテーマは、「小回りが得意になろう」です。
参加いただいたのは、川崎のBさんと南アルプス市のIさんです。

小回りが苦手な方の原因の一つとして、テレマーク姿勢をとるときに、足を出そうとして上体が後ろに仰け反ってしまうことが挙げられます。
こちらもどうぞ → http://www.satoyama-ski.com/colum-irekae.html

これは、姿勢が悪い方、特に骨盤がねてしまっている方に多く見られる症状です。 
参考までに → http://satoyama-ski.blogspot.jp/2014/08/blog-post_6.html

このように後ろに仰け反った状態では、エッジがあまり効かなくなり暴走ぎみになりますので、ショートターンになりにくくなってしまいます。
プルークファーレンで制動をかける時の様に、股関節からしっかりと曲げることによってエッジが効いて小気味良いターンにつながっていきます。また、歩くような運動でも股関節は軽く曲がっているものです。ここを仰け反って伸ばしきらないように、Bさん、ぜひともこの部分を今シーズンのテーマにしてください。


そして、小回りの場合は、どうしても「板を回そう」という意識が強くなって上体をひねってしまいがちですが、その結果上体がブレてしまい、かえってバランスを崩してしまいターンが続かなくなってしまいます。顔、胸、腰までは、進行方向に向けたまま上半身がブレないようにして、足元をしっかりと動かしていくことが大切です。
回そうとするよりも、素直に落ちていくことができれば、自然に板は体についてくるはずです。板を無理やり回すのではなく、真下に押して落ちながら板の戻りを待ってみる、という感じでしょうか。
文字にすると伝わりにくいのですが、リズムが掴めればそんなに悩むものではないと思います。

”ナニゴトモ、無理強イハダメデス”ヨ。

2015年1月11日日曜日

講習会  ~はじめての裏山

今日のテーマは、「はじめての裏山」です。

参加いただいたのは、KさんとOさん、そしてスタッフのOさんで、3連休の中日、激混みのゲレンデを後にして入笠湿原に向かいます。


一応、その前に”パトロール小屋裏”で足慣らしをしてからのチャレンジですので皆さん自信満々なのですが...


溶けて凍って、繰り返した斜面はクラストして、とても難しい状況となってました。そして、スノーシューの皆様の大量の踏み後も、


結果、写真のようなことに...


縦に滑ってなんとかセーフ。
少しでも板を横に振ると”ポテッ”といっちゃいました。




そんな状況でも、「せっかくですから」と、マナスル山荘前のお花畑まで足をのばし、できる限り直進での悪雪滑りを練習です。
こればかりは経験が物を言いますので、実践あるのみ!ですね。


午後から天気が崩れ、ゲレンデ講習になっていまいましたが、とにかく悪雪の中では、高い姿勢から低い姿勢まで、斜面や雪質に対応しながら”自由に”動けるように練習してみてください。

(固まってしまったら、1ターンで終了してしまいますので...)

2015年1月10日土曜日

本当にはじめてのテレマーク!?

今日のテーマは、「本当にはじめてのテレマーク」です。
先日レッスンに参加していただいたHさんが、奥さんにテレマークスキーを体験してもらおうと連れてきていただきました。

奥さんのTHさんにとっては初体験のテレマークスキーなので順を追って、プルークファーレンからボーゲン、そしてシュテム操作から板の先落としまで、じっくりと説明させていただきました。
こちらも参考までに → http://www.satoyama-ski.com/colum-tatu.html

そして、いよいよテレマーク姿勢に移ったとたん、それまでの不安定さが嘘のように”ぴたっ”っと落ち着いてしましました。
ここ7年ほどのレッスンの中で、初日でプルークボーゲンよりテレマーク姿勢の方が安定した方は、別の意味で、”本当にはじめて”です。

もしかしたら、THさん、生まれついてのテレマーカーなのかも...


今後がとても期待されるお二人でした。

2015年1月9日金曜日

レッスン  午前・午後

今日のレッスンは午前中にWさん、そして午前と午後でシーズンレッスンで地元のIさんとFさんです。


写真は4人で食事中のひとコマ。

手前が「サーモン中落ち丼」、右がお勧め「コロッケ定食」で、具沢山の豚汁の満足度がとても高いです。
...でも、食べ過ぎると午後のレッスンが微妙になるんですよね。


午前中は、「後ろ足を軸にターンを開始」を昨日に引き続き行っています。連続参加のFさんはこの部分についてだいぶ理解していただき、動きがスムーズになってきています。
午後はシーズンレッスンのお二人でビデオ撮影と、ビデオを見ながら”無駄な動き探し”をしています。
(”ネタばらし”とも言うかもしれませんね。)


それぞれ、指摘させていただきましたが、実はこの無駄な動き、僕自身がつい10年ぐらい前までやっていた失敗例なんです。
必ず解消できますので、根気よくチャレンジを!


写真は、本日参加の皆様で一日の最後にパチリ。
今日も頑張りました!

2015年1月8日木曜日

ビデオ撮り、はじめました

今日の通常レッスンはFさんです。
そして、今日からレッスンの中での”ビデオ撮影”はじめました。

なんのことはない、昨日、ビデオカメラを手に入れてきただけなのですが...



早速、3kmコースでシーズンパスのFさんの滑りを撮影したのですが、Fさん曰く、「無かったことにして!」、とのこと、撮影はフォーマットし直しで無かった事になりました。(残念!)

ある程度、納得のいく滑りになってきましたら、平日の通常レッスンの中ではビデオ撮影も承りますのでレッスン予約の際にお申込みください。
ちなみに、Wi-Fi対応の”ザクティー”ですので、その場でスマホに落とせます。


(なお、申込みのなかった日には充電していかないと思いますのでご注意を...)


2015年1月7日水曜日

レッスン  ~後ろ足の軸

今朝の第二駐車場の様子です。

昨日の雨から冷え込んで、一面氷結してしまいました。車から降りるのに、とても勇気のいる状況でした。

さすがに、こんな日はめったにないですね。



今日のレッスンはFさんと、Hさんです。
Fさんの要望で、昨日に引き続き”後ろ足の軸でターン”をすることと、常にコントロールされたテレマークターンを目指すための練習を進めてみました。


テレマークスキーもやはり、板が走ってこそ爽快感も生まれてきます。
特に後ろ足ですが、エッジに体重をかけられるところから踏み外してしまうと、ずれ落ちたり回りすぎてしまったりと良いことがありません。
前足と同様に後ろ足も、”真下”もしくは”前”へ押していく意識があれば、その先の動作も安定してくると思います。
お二人とも、今日は良い感触を掴んでいただけたようですので、ぜひ積極的に身体を動かして滑ってみてください。



写真は八ヶ岳をバックに夕方のHさんです。
今日はお仲間が八ヶ岳の山のほうに行かれているそうです。


2015年1月6日火曜日

レッスン  ~雪のち雨

今日は朝のうちこそ雪でしたが、それもミゾレから雨となってしまいました。

そんな中でも、レッスンには浜松のTさん、地元のFさん、そしていつものIさんに参加いただきました。

パラレルターンから両足に乗る感覚をつかみ、そこから
後ろ足の軸を意識してターンをするところまで、を目標としたのですが、生憎の天気で集中力も途絶え、次回に持ち越しとなりました。また、どうぞよろしくお願いいたします。

Tさん、姿勢のポイントについてはこちらもご参照ください。 → http://satoyama-ski.blogspot.jp/2014/08/blog-post_6.html



そうそう、冬のオープン当初から、第一駐車場の脇の建設中の建物について、いろいろな憶測が飛び交っておりましたが、本日、聞いてみたところ、「トイレです」との回答でした。


...なーんだ、という気もしますが、確かに出来たら便利になると思います。ちょっとづつ進化していっているパノラマです。

2015年1月5日月曜日

春の雲?

今朝の八ヶ岳と入笠山の間には、諏訪湖からやってきた雲海が見事に拡がっておりました。

これはまるで、春?



春先以降はこんな雲がよく流れてきます。
おかげで、朝のリンデンより下はこんな感じでした。


この雲の中は、空気の匂いが春です。
こんな日もあるんですね。




今日のお客さんはIさん。
”しっかり動いていこう”という課題で、いつもではありえない動きで練習をしてみました。
そんな中で、いい感じを掴んでいただいたみたいですね。ターンの前半の運動量が鍵みたいです。