2025年4月30日水曜日

春ツアー  ~至仏山  

昨日より群馬に入り、春のツアーは尾瀬の至仏山に向かっております。

自然保護のためこの時期だけ滑ることのできる至仏山はゴールデンウイークの人気ツアーコースとなっております。

今日は平日でしたがざっと見ても150人以上が鳩待峠から入山されているようです。

本日参加いただいたのはIさんです。
今シーズンは忙しかったようでパノラマではほとんど見かけなかったのですが...

今日は日頃のストレス発散を希望、とのことでここまで足を伸ばしております(笑)

森林限界を越えたら、山頂を目指して歩くのみ。わかりやすい地形も人気のポイントだと思います。

晴れていたのでとても気持ちの良い稜線歩きとなりました。


斜面も山頂もとても広いので、登っている人数のわりに穏やかな雰囲気です。

山頂から眺める谷川連峰はまだまだ真っ白でした。

こちらは尾瀬沼と燧ヶ岳。

この景色が本日のメインディッシュだと思われます(笑)

夏の尾瀬とはまた違った趣の山々ですね。

斜面は広いですから、稜線から自分のラインで滑り出せます。

岩場は見えないのでわりと恐怖心無しで滑りこめるはずです。

そしてこの高度感が山で滑る醍醐味だと思います!
滑りやすい斜面ですのであっという間に終わってしまいますが(笑)

今日は快晴の下、絶好のスキー日和となりました。
Iさんお疲れさまでした!

2025年4月27日日曜日

三本滝  またまた「コブの日」

乗鞍の春バスが運行開始して最初の週末ですので、三本滝の駐車場は大賑わいです。

朝一番のバスに合わせて駐車場はすでに満車でした。

なにせ、この時期はここまでツアーコースを滑って降りてこられますので、バス代も位ヶ原山荘までの片道だけで済みます。

なんと朝からバスが6台も連なっております。
朝イチだけで200人以上の方が上がられていく計算になりますね。

なお、観光センターから夏の大雪渓への往復ですと¥4.600とリフト券並みのお値段になってしまうのですが、このGW頃までの三本滝から位ヶ原への片道でしたら¥1,770で春スキーを楽しめるんです。
人気のはずですね!


そんな喧騒を横目に、僕らは今日もかもしかゲレンデにてコブを滑っております。

登り返しては滑り、疲れたら皆様が滑るのを眺めながら”やんや”の喝采。
...徐々に見ている時間の方が長くなってきますが(笑)

春ならばこんなゆるいい時間もいいんです。



もちろんアグレッシブな方々もおります。

昨年より、「コブ・デュアル」という新種目を定着させつつあります。

もちろん、このお二人だけですけど(笑)

なんか凄いことになってきております。
オジサンももっと練習せねば...(汗)




おまけのパチリは観光センター前にて。

アルピコの春バスは今年より事前予約制に変わっております。
ご利用の際はご注意ください。

なお、空いている場合は当日でも受け付けるそうです。







2025年4月25日金曜日

須走口(ふじあざみライン五合目)

今日から静岡側の富士山道路、”ふじあざみライン”と”富士スカイライン”が五合目まで開通いたします。
なので、恒例の駆け足下見に出発いたします!

まずは須走口浅間神社で春スキーの安全を祈願してからのスタートです。

これを忘れちゃいけませんよね!



ゲートオープンが11時で、今年は10台ほど並んでおりました。
昨年は一台も並んでなかったんですけど...

ここから富士山を眺める限りでは去年より残雪が多そうな気配です。
道中の桜並木もしっかりと花が残っておりましたし。
これだけでも得した気分になります(笑)

五合目の駐車場からスキーを担いで歩き始めて15分ほど、最初のブル道の分岐あたりから残雪が目に付くようになってきます。



そうそう、以前はこのあたりからもう沢伝いにシールで登れたんですよね、もうすっかり忘れておりました(笑)

しかし、この先はブッシュっが立ち上がってしまい進めなくなりました(泣)
間違いなく素直にブル道を歩いて登った方が早いです。

歩き出して1時間ほど、直線だったブル道が左に曲がり雪渓の先端にのるところ。

ここから、シールでの登坂になります。
ここまでも可能な限りスキーを履いて行動したい方は、付けたり外したりが続きますのでテムレスなどのゴム手袋の方が良いと思います(笑)

森林限界のブッシュを抜けると一気に視界が拡がります。

今年は雪の量が多いのでシールでサクサクと登れました。七合目まででしたらシールで楽に登れると思います。

本六合目あたりから見上げる山頂。

今年は七合目ゲレンデありました!
ここ4年くらい営業終了して存在してませんでしたからね(笑)
富士山ではこの高度感がたまりません!
なので、シールの脱着などスキーを外すのにはちょっとした慣れが必要です。

なにせ、平らなところは山小屋の軒先か山頂にしかありませんので、途中でやめる場合、良い斜面を登り返す場合など、このだだっ広い中でザックを降ろしてスキーを外さなければならないんです。
このスリルも富士山ならでは、ですね(笑)

雪が豊富にある年だけ滑れる、駐車場の南側まで続く尾根ですが...

どうやら、もう繋がってないみたいですね。
諦めて来た道を戻ります(笑)

本六合あたりから一気に。

下りはあっという間ですね(笑)


今日は駆け足下見ですので、こんなところで富士宮口に移動いたします。






富士宮口(富士山スカイライン五合目)

須走口から下山して、急いで富士山スカイラインに向かいます。

途中、全景を撮るために水ヶ塚の駐車場に寄ってみると...

あれ?、南斜面は融けるの早くないですか?


山頂に向かう雪渓はすでに3っつに分かれてしまっているようです。

一抹の不安の中、五合目の駐車場にたどり着いてみると...

安心してください、去年よりは多いです!

駐車場の脇まで残雪はありますのでつないでいけば、それなりに楽しめます。
冷静に考えると、今年は雪の量は豊富にあったのですが、融けるのが早かったのかもしれませんね。

兎に角、雲海荘まで行って、登山道付近の残雪を確認しなければです。
小屋の間から見上げた山頂。

雪渓をつないでここまでは降りてこられそうな気配です。

去年よりは下の方まで雪渓が残っていますがこの時期としては雪解けが早いようです。

アップにして判りますでしょうか?
八合目のテラスと鳥居は今年も剥き出しのように見受けられました(笑)




次に、ブル道を4回曲がった上、駐車場から見上げた残雪の上部から。

ゴールデンウイーク中ならもちそうに見えるのですが、なにせ5/3以降は記録的な暑さになるという予報ですし...
下から見上げるとこんな感じ。

今年は片斜面もそんなにきつくなさそうです(笑)


一応、ブル道を6回曲がった先の雪渓も。
ここまでは約1時間の歩きです。

こちらは去年より幅も長さも倍はあると思います。

見上げると山頂が遥か彼方に...

雪の量が豊富なのでまだえぐれて崖が見える感じではないです。

お手軽に富士宮口か、広いゲレンデの須走口か、いつもながら悩みどころではあります(笑)

参考のため、水ヶ塚の駐車場からのアップの写真も。

こうやって見ると、下の残雪もけっこう広いんですよね(笑)



追記

富士山界隈でこの季節に山に入る時には、県の職員さん、工事関係の方々、警備員さんなど管理者側の方がおられると、つい声を掛けたり、「通行できますか?」と聞いてしまったりしてしまいがちですが、無言で会釈だけして(十分な装備を持って入山していることをアピールしながら)、通り過ぎるようにした方がよいようです。

管理する側からすれば夏の登山期以外は原則通行禁止であり、山岳会の冬季訓練など例外として黙認されているだけなんです。入山するかどうかは登山者自身の判断ですので、そこで通行可能かと聞かれたら、仕事として「通行禁止です」としか答えようがない状況らしいです。
あくまでも登山者の判断であり例外として通行させてもらっている、そのようなグレーゾーンであることを理解した上で、会釈しながら無言で通り過ぎるのがよいようです。

しかし、一人通行すると、観光の外人さんはぞろぞろとついてきてしまったりします(笑)
用意周到な本格的な登山であることをアピールしながら、周囲への配慮も忘れずに行動しましょう。

2025年4月24日木曜日

吉田口(スバルライン五合目)

 明日からは静岡県側の”ふじあざみライン”と”富士スカイライン”が開通しますが、一足先に昨日より五合目まで開通している山梨側の”富士スバルライン”の様子を見に来ております。

山梨側の”富士スバルライン”は有料道路で往復¥2,100です。
なのでこれまで敬遠しておりましたが、乗鞍の春バスが往復¥3,440~¥4,600となっておりますので、ありかなと思えてきている今日この頃です(笑)

吉田口五合目駐車場から、小御嶽神社前の喧騒を抜けて建物が途切れた先に、話題のゲートがありました。
夏の登山期にはこちらで入山制限をされるようです。



どうやら、毎年作り直すみたいですね。
知事さんの名前で工事されてるようです。

佐藤小屋に向かう道は沢を横切っているところはこんな状態でした。
充分に雪渓が伸びているようです。

生憎、雲の中になって全景は見えませんが、例年どうりの取り付きは問題無さそうです。
佐藤小屋は今日はお休みでしたが、通常どうり営業されております。
除雪も済んで綺麗に整備されておりました。

吉田大沢から山頂を目指す場合はこちらから向かうことになると思いますが、中途半端な装備では外人さんがぞろぞろとついてきてしまい小御嶽神社前で止めらてしまいますので、しっかりとした装備で、朝イチに行動されることをお勧めいたします。


本日は雲のかかっていないところで、御中道からのBCクロカン散策を試みております。

四合目の御庭入口駐車場から15分ほど登ると残雪がちらほらと続いておりますので、この御中道から程好い残雪にのっていきます。




御中道を10分ほど右往左往して目星をつけます。
このへんから行ってみましょうか。

BCクロカンや細板革靴で楽しい行程ですね(笑)

サクサクと登っていくと雲海の先に南アルプスらしき山影も。

昨年に比べたら十分満足です(笑)
昨年の様子は、こちら→


あくまでも雪渓ではなく残雪ですので、ゴールデンウイーク前半までもつかどうかの状況ですが、一応今年はこんなお手軽ハイキングもできました(笑)

2025年4月22日火曜日

三本滝  「コブの日」

今日も乗鞍の三本滝です。

いよいよ皆様でコブを滑る日となっております。 

平日ですが三々五々と集まって、まずはコブの整備から(笑)
このあたりはベテランの皆様が仕切りますのであっという間に綺麗なコブに仕上がります。


今日の言い出しっぺのS(組長)さんも満足そうに休憩タイムに(笑)


こちらでは各自で椅子をたてての観客席のスタイルが定着しております。

疲れたら一休みしながらのヤンヤの喝采。
(ヤジとも言いますが...)


春うららのコブを囲む会は、しばらく続くそうです(笑)



コブを縦に滑る人と横に回す人、最後には掘れたミゾが「魚の骨」状態になりました(笑)


2025年4月20日日曜日

日常

昨夜のうちに地元山梨からまた茅野へ移動しております。

昨日の今日なので自然と山肌に目がいってしまいます。
家の裏手のこの花はユキヤナギでしょうか。

お昼はいただきものの筍の残りをパスタに。
ついつい具沢山の焼きそば状態にしてしまうのはご愛嬌、ということで(笑)

こんな中で暮らしていけるのも、いいなと思える今日この頃です。



2025年4月19日土曜日

おのぼりさん

今日はおのぼりさん。

久し振りの上り列車、特急かいじ2号に乗っております。

学生の頃のサークルの先輩の葬儀に参列するためですので、物思いに耽る電車旅となっております。


駅を降りるとこれまた久しぶりの人混みと建物群。
休日でしたのでまだましだとは思うのですが、これだけでも、ちょっと酔いそうでした(笑)


帰る頃、地元の駅を降りた時には日も沈みかけておりました。

今日はつくづく、田舎は空が広いな、と思った次第です(笑)





そして今日は、久し振りに革のビジネスシューズを1日履いたら、足にマメ3つが潰れてました(泣)

スキーの革靴でしたらまったく問題ないんですけど...