今日のテーマは、「小回りが得意になろう」です。
参加いただいたのは、川崎のBさんと南アルプス市のIさんです。
小回りが苦手な方の原因の一つとして、テレマーク姿勢をとるときに、足を出そうとして上体が後ろに仰け反ってしまうことが挙げられます。
こちらもどうぞ → http://www.satoyama-ski.com/colum-irekae.html
これは、姿勢が悪い方、特に骨盤がねてしまっている方に多く見られる症状です。
参考までに → http://satoyama-ski.blogspot.jp/2014/08/blog-post_6.html
このように後ろに仰け反った状態では、エッジがあまり効かなくなり暴走ぎみになりますので、ショートターンになりにくくなってしまいます。
プルークファーレンで制動をかける時の様に、股関節からしっかりと曲げることによってエッジが効いて小気味良いターンにつながっていきます。また、歩くような運動でも股関節は軽く曲がっているものです。ここを仰け反って伸ばしきらないように、Bさん、ぜひともこの部分を今シーズンのテーマにしてください。
そして、小回りの場合は、どうしても「板を回そう」という意識が強くなって上体をひねってしまいがちですが、その結果上体がブレてしまい、かえってバランスを崩してしまいターンが続かなくなってしまいます。顔、胸、腰までは、進行方向に向けたまま上半身がブレないようにして、足元をしっかりと動かしていくことが大切です。
回そうとするよりも、素直に落ちていくことができれば、自然に板は体についてくるはずです。板を無理やり回すのではなく、真下に押して落ちながら板の戻りを待ってみる、という感じでしょうか。
文字にすると伝わりにくいのですが、リズムが掴めればそんなに悩むものではないと思います。
”ナニゴトモ、無理強イハダメデス”ヨ。
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