なんでテレマーク姿勢をとるのでしょうか?
「それは目立つから!」
はい、それが一番大事です。(笑)
...でもそれだけじゃないですよね。
動画は昨日の乗鞍で撮りました。
モデルはBCクロカンの”S・つばりん”さん。 ご協力ありがとうございます。m(_ _)m
内容は今年のレッスンでいつも最初に説明させていただいたポイントです。
雪山のバックカントリーは圧雪されていません。もちろんですね。(笑)
雪質は一定でなく、ともすると深雪や悪雪、ストップ雪など、板がつまってしまい、身体が前に放り出されそうになります。平たく言えば、前転しそうになる。
そんな時は、足を前に運んで前後にバランスをとろうとします。これがテレマーク姿勢です。
前転したくないんで、できれば、前足に乗るよりも後ろ足に乗った方が、より前に転びにくくなります。それだけのことなんです。後ろ足の上に腰(重心)があればベストでしょう。
余談ですが、ピステンのかかったゲレンデ、圧雪された斜面は良く滑ります。
ひっかかることはまずありませんので、前後でバランスをとる必要はありません。
必要がないので、普通のスキーに慣れた方はなかなかテレマーク姿勢をとることができないかもしれません。
”頭では解っているけど、身体がパラレルになってしまう” レッスン中によく聞かれる言葉です。
これは慣れもありますが、ゲレンデでは特に必然性が無いからかもしれません。
今の道具ならゲレンデはパラレルで普通に滑れますから。(笑)
なかなかテレマーク姿勢がとれない方は、とりあえずバックカントリーに出てみたり、クロカンで滑ってみたりして、敢えて不安定な状況を経験するのも良いかもしれません。
ぜひ、意識を変えて、積極的にチャレンジしてみましょう!
0 件のコメント:
コメントを投稿