2015年5月30日土曜日

ふじてん ”サマースキー” はじまりました!

ふじてんの”サマースキー”が今年もはじまりました!

今日から、9月の下旬まで、富士山の麓のふじてんスキー場では、マットの上を普通の板で滑れる、サマーゲレンデを営業中です。

都心では30℃越えの真夏日の中、ここふじてんもビーチパラソルがよく似合う真夏日となっております。


蝉や蛙の泣き声が響く林の中をリフトが抜けています。冬のリフトとはまた一味違ったアトラクションかも、です。この日陰がちょっと嬉しい。

もちろん暑苦しいウエアは必要ありませんよ~

定期的に水道水が散水されてますので、打ち水の中を滑っているような感じです。


でも、転んだ時のために長袖は必要です、ね、近ド隊長!

右の写真はお客さんの反応を確認しているふじてんの小田さんです。はじめてのお客さんにはワックスなどやさしく説明してくれますので安心してチャレンジできますよ。

昨日はギリギリまで準備に時間がかかったそうで、この後も、早速、シリコンのマットを増設したり、水のパイプを調整したりと、スタッフの皆様は大忙しのようでした。
ありがとうございます、今年も通わせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。


今年も凸凹コースは健在です。
どんなに滑っても削れないコブですので練習には最適です。こちらにも散水のパイプが増設されてます。(高さは変わりませんでした。)


これがあるから通えるんです!






そしてやっぱり、夏はアイス!


去年も頻繁にこんな写真を撮っていた記憶が...



いつもの皆様でパチリ。
この夏も、皆様どうぞよろしくお願いいたします!








2015年5月28日木曜日

富士山 トレッキング ~須走口

今日の富士山は天候により予定変更で須走口から...のはずでしたが、参加のMさんより一言、

「あんな遠くまで、板を担いで行くんですか?」

と、いうことで予定変更、”須走まぼろしの滝”へのトレッキングとなりました。




須走口五合目から歩いて30分ほど、
”須走まぼろしの滝”は5月中旬から6月中旬にかけて現れ、基本的に横移動のみの手軽なハイキングコースとして、修学旅行にも組み込まれることもある人気コースです。
通常、富士山の雪解け水は1mも進まないうちに砂にしみ込んでしまいますので流れていることだけでも凄いことなんです。


...流れてませんね。 やっぱりまぼろし?


いえ、晴れた日の午後などに、しっかりとした滝が現れます。でも、今年はちょっと遅かったかも。



早々に下山したら、”吉田のうどん”でしょう!

ほとんどのお店が、11時~14時ぐらいまでの営業ですので、スキーをしているとなかなか間に合いません。

今日はしっかり並んで食べました。
平日に食べ物で並ぶなんて久しぶりでした。(笑)

地元の野球部らしき高校生に触発されて、替え玉まで頼んでしまいましたが、オジサンにはちょっと無理がありました。

甲州の”ほうとう”は晩ごはんですが、”吉田のうどん”は昼ごはんですよ!

あらためて、今日は実感できました。夜には似合わないです。

2015年5月26日火曜日

乗鞍  ~大雪渓、鶴ヶ沢

今日も夏日、暑いです!

乗鞍は、いよいよ明日より大雪渓は肩の小屋口までバスが運行されます!
夏の大雪渓、凸凹シーズンの到来です。


でも、今日はその前日。
しっかり位ヶ原山荘から歩きました。

また、今日は雷鳥保護の環境省のご一行様も視察に来られており、一気に夏の雰囲気となっている乗鞍です。
今日はこんな感じでした。


肩の小屋口のバス亭前も夏の準備万端です。


雨の縦溝も凄いことになっておりますが皆さんで滑っているうちにいい感じになっていくんでしょうね。

すっかり、夏、です。









まるで、洗濯板の上を滑っている気分です。


これは、これでありかな?

2015年5月23日土曜日

春ツアー  乗鞍

春の乗鞍も回数を重ね、山々も初夏の雰囲気となってまいりました。
穂高から向こうの北アルプスの峰々もだいぶまだらになってきました。


今日の参加はFさん、5月9日の雨のリベンジにと準備万全でお越しいただきました。

まだバスは位ヶ原山荘までですが、しっかりと稜線を目指しております。




稜線からの大日岳とお釜の様子です。
ここまで来れば、”登って来た!”って実感できるはずです。

...でもこれはちょっと滑れないですね。







今日は朝日岳まで。

剣ヶ峰に向かう登山道では、途中で横切るだけの朝日岳ですが、山頂にはしっかりと祠があり、3千メートル級の山の威厳を持っています。


たまにはお参りもしてみましょう!






稜線直下を滑走中のFさんです。

ちょっと雲は出てきましたが、先々週の敵はとれましたでしょうか?



次は夏の”ふじてん”で!

2015年5月20日水曜日

富士山 剣ヶ峰

富士宮口五合目から見上げた富士山です。
先週に比べてまた一段と雪が少なくなっているでしょうか。

今日は月末の下見も兼ねて、SMDCのヨッシーさんと山頂を目指しています。もちろん山頂を目指すからには今日の目的は、

 ”剣ヶ峰からお釜を滑る!” 
                    です。


富士宮口から登山道沿いに三つの雪渓をアイゼンで上ります。
それぞれの雪渓は分断されており、山頂直下も雪が消えていますので、最初から夏道を登山靴で登るのもありです。恐らくその方が早いと思いますが、一応、滑る雪渓を確認しながら登ります。
テレマークブーツで板を担いでいるとさすがに登山には時間がかかりますね。登り始めてから5時間、富士宮口の山頂には浅間大社奥宮が待ち構えておりました。

夏はここに売店から郵便局まで並んでしまうのですから凄いですよね。ちなみに、吉田・須走口頂上には久須志神社が待ち構えています。

そして、剣ヶ峰までもうひと踏ん張り。時間にして約30分、”日本最高峰富士山剣ヶ峰”の標識と気象庁富士山測候所でゴールです。
お疲れ様でした!


そして、ここからが今日のスタートです。



(前回はムチャクチャ後悔しました。)




えいやっ!




空気が薄いんで、本当に、滑ってから後悔するんですよね...

        戻れない...って。


山頂付近の動画はこちら。




無事、お釜を滑り終えて帰路につきます。

写真は8合目付近。

雪面はだいぶ砂や岩で黒々としてきていますが、やはり、雲海に向かって飛び込むスキーは格別です。

今日は本当にお疲れ様でした!

2015年5月18日月曜日

乗鞍  ~朝日岳、富士見沢

乗鞍の道路は肩の小屋口に向けて、順調に掘り出されております。5月下旬予定です。

岐阜県側からはこの土曜日に畳平まで開通されております。
今年は雪解けも早いので、バスが通るのが早いか、稜線から滑れなくなるのが先か、微妙な状況です。
春のツアーシーズンから、雪渓のサマースキーシーズンへ移行しつつある今日この頃です。
さあ、朝日岳の真下から、エイやっ!と飛び込むように滑り出します。


剣が峰への登山ルートで、児玉岳にかけての斜面はだいぶ岩もでてきており分断されつつあります。
今年は北東向きの斜面より南東向きの方が雪が残っているようで稜線からは朝日岳の真下のほうが雪が残っています。


今週末はまだいけますね。


写真は”ワンダートラック”の鈴木さんです。
http://www.wander-track.com/

大雪渓から少し登り返して、富士見沢の上あたりから、もう一本!



そうそう、今日はTMNの望月さんも来られてました。写真、ありがとうございます。
まだまだスキーシーズン、続いてますよ。


縦溝も、スプーンカットもまた、スキーの醍醐味でしょう!

2015年5月14日木曜日

富士山  ~富士宮口から

甲府は30℃という夏日の中、富士山の富士宮口は今、こんな感じです。

写真は富士宮口五合目の駐車場から見上げた富士山です。

駐車場のすぐ上の雪渓は長さは200mぐらいですが、コブを楽しむなら、まだ十分あります。
もう一週間ぐらいは大丈夫じゃないでしょうか。

右手に細く見えるのが登山道沿いに山頂まで続く二つめ、三つめの雪渓です。
目の前の一つめの雪渓からはちょっと離れてしまいました。


六合目雲海荘の上ぐらいから登っていくと次の雪渓にとりつけます。

ここからは二つめ、三つめの雪渓が山頂まで続いています。
写真では細い道のような雪渓ですが、実際にはまだまだパノラマのゲレンデより倍は広いです。

とにかく、富士山はとりついてしまうと距離感が本当にわからなくなってしまいます。山頂が手に取るように近くに見えてしまったりするんですね。
...行き当たりばったりの行動は禁物です!



今日の参加はNさんです。
先日の針の木が相当に悔しかったとのこと、アイゼンを使っての登坂練習のために富士宮口を選ばれました。
ウエア、日焼け対策、水分補給、歩き方なども、慣れておきたいことはたくさんありますね。
なるべくなら避けたいのですが、坂の途中での脱着も慣れておけば憂い無しです。


(ヨッシーさん、次回からはほっといても大丈夫そうですよ!)


七合目山口山荘を越えた辺りからスキー開始!

岩場の向こうには、静岡の街並みから駿河湾まで見渡せます。
この高度感が醍醐味ですね。



...やはり小石は多かったですけど。(笑)




おまけで須走口の富士山です。

道の駅からの眺めですが、須走口の広大な斜面は八合目より上だけになってしまったみたいです。
とりつきの雪渓がまたちょっと、遠のきました。

2015年5月11日月曜日

針の木峠

今日はSMDC平日組の皆様で針の木峠へ向かっております。
やはり今年はこのあたりでも雪解は早いようです。

スタートの扇沢付近は木々が顔を出しており、普通に道を歩いた方が楽な状況でした。
一方で雪がだいぶ溶けているので、デブリも平らになり崖の恐怖感も少なく感じます。やっぱり、怖いものは怖いですからね。いつもより落ち着いた気持ちで登って行けます。


それにしても、快晴の中、まるで青空に向かって登って行くような時は、本当にわくわくしてきます。
その昔、下を見つめて、おっかなびっくり歩いていた頃はそれほど楽しめなかったのですが、滑る時と同じで歩く時も目線が上がって前を向けるようになると楽しくなってくるんですね。





峠の下の斜面は、登るのも下るのもやっぱり手強いです。

クラストになってしまうと、この斜度でワンターンもできないこともありますが、これだけ溶けていればその心配はありません。


あとは気持ちが遅れなければ... です。

えいやっ!





いやー、いい笑顔です。

ヨッシーさん、今日はお誘いいただきありがとうございました。
またどうぞよろしくお願いいたします。

2015年5月10日日曜日

乗鞍  ~肩の小屋

今日の乗鞍は快晴。

観光センター前9:40発のバスでゆっくりめのスタートです。

参加いただいたのは、富士見のスポーツ少年団で一緒のMさんとFさん、そして常連のBさんとIさんです。いつもありがとうございます。

おじさん5人でゆるゆるとスタートです。




快晴ですが、とにかく風が強い日でした。

写真は肩の小屋を背にしてスキーを脱着中の僕達。
遮蔽物があれば笑っていられますが、山頂に向かった方々は相当に厳しい状況だったそうです。



さあ、滑走開始!

ATスキーのMさんとテレのFさん、シンクロでスタートです。

さすがスキーのイントラでもあるMさんは余裕の表情です。







強風のため、思ったより雪温も上がらず、適度に締まった滑りやすい雪質でした。肩の小屋の前はほとんどゲレンデ状態です。

屋根板から下は結構難しい雪でしたが、そこはそれ、登り返して楽しんでおります。

ツアーコースからゲレンデはもう雪が途切れてしまい、バスで下山するようになっておりますが、まだまだ上の方は広々と滑れますよ。


2015年5月9日土曜日

三本滝駐車場 ~ 温泉 ~ お蕎麦

春ツアーは乗鞍の日ですが、三本滝の駐車場では朝から生憎の雨。

雨は止みそうなのですが、前日までとは大違いの肌寒い天気のため、早々に撤収を決定。
朝8:00から営業されている温泉、”銀山荘”へ直行です。


...ついつい2時間の長湯となりました。

その後は新島々のお蕎麦やさんで、おすすめの「二色鴨汁」をいただきました。これはこれで乗鞍のフルコースかも。

Fさん、今日はすみません、次回は頑張りましょう。

2015年5月5日火曜日

富士山  ~富士宮口

今日は富士山の富士宮口から。SMDCの皆さんと凸凹三昧を楽しんでおります。

さすがに、富士宮口は富士山の南側ですので、雪の減り方は一番早いです。例年の6月初旬といったところでしょうか。

それでも、富士宮口の五合目駐車場は、標高で2,400mもありますので、すぐに一つめの雪渓にとりつくことが出来ます。(ちなみに須走口五合目は1,960mです。)
しかし、その分だけ最初から急斜面ですので、シールよりも、板を担いでアイゼンを着けて登るスタイルの方が富士宮口からは一般的です。

もし、山頂を目指すのなら、写真の雪渓から岩場を歩いて右奥の二つめの雪渓に移動し、そこから三つめの雪渓と移動しながら登っていきます。でも今日は最初の雪渓のみをいただきます。

晴天の予報でしたが、そこは富士山ですので、次から次へと雲が通り抜けていきます。ひとたび雲が迫ってくると、こんな感じで何も見えなくなくなってしまいます。

そんな時はお握りでも食べながらゆっくり待ちましょう。なんてったって、本日の目的は凸凹三昧だけですからね。

それにしても、皆様準備がいいです。
実は結構な斜面なんですけど、すっかりくつろいでおります。






「近ド隊長、そろそろ行けますかね?」



例年、6月に入ってしまうと、雪面に雨で縦溝が入ってしまったり、凍って融けてを繰り返してガタガタになってしまったりと、本当に滑りづらくなっていきます。そうなると誰かが滑った跡の方が比較的に平らで滑りやすいんです。

そう、それで行き着くところがコブ斜面、”凸凹三昧”の日となっていくわけです。

コブが滑れるようになると、本当に、スキーシーズンが長くなりますよ~! (笑)


皆様、お疲れ様でした!





2015年5月3日日曜日

 ~ 先日の動画

「春のツアーはゲレンデとどこが違うのでしょうか?」
このようなお問合せには、まず、こうお答えしています。

”自分の足で登るところが違います!”

でも安心してください。雪山は道に関係なく真っ直ぐに進めますので、夏の登山より楽しく登れるんです。春でも雪の上ですから”心地よい涼しさ”も、もれなく付いて来ますよ。
 

そして、バックカントリーの山々はゲレンデのように整備されていません。圧雪されていないので間違いなくゲレンデよりスピードは出ません。でも、凸凹があるためにスリルは倍増します。言い換えると、恐怖感さえ克服すればゲレンデよりも簡単なのかもしれません。コレを一言で言ってしまうと、”馴れ”なんですね。

それでは、山で滑るのはどんな感じなのか、先日の乗鞍と富士山の動画をご覧ください。
滑っているのはIさんとFさんです。お二人の腕前は、今年のTAJ技術検定にて、Iさんはレベル2を、Fさんはレベル1を取得されております。参考になれば幸いです。


まずは、4月30日の乗鞍で、IさんとFさんです。
バスで手軽に行けますが、ちなみに動画は2,900mぐらいの標高のところです。


こちらは、5月1日の富士山でIさんです。
須走口から登り、2,800mぐらいの本6合目から6合目ぐらいまでの滑走です。

イメージは出来ましたでしょうか?
ぜひともこの春には、自分で登る、”ツアースキー”にもチャレンジしてみてください。

2015年5月1日金曜日

富士山  ~須走口

今年の富士山は手強いです!

須走口五合目の駐車場はこんな感じでした。
明らかに去年とは違います。
何が違うかというと雪の量。4月の雨と晴天の繰り返しのため、今日は5月1日というのに写真のようなゼブラ模様の富士山となっていました。

須走口からは約一時間、標高では2,300mぐらいまでは、スキー板を担いでの登山です。


6合目付近はこんな状況です。

ちなみに下の小さい方の写真が去年の5月4日ですから、差は歴然ですね。自然が相手ですから、こんな年もあります。
昨年は日本一広い、ゲレンデ並みに滑りやすい一枚バーンだったのですが、今年は上級者向けのテクニカルな斜面となっております。

なんたって、浮石を避けながらの滑走ですから、ちょっとした度胸が必要です。
新しいスキー板はもってきちゃ駄目ですよ。(笑)





( 去年のGWはこんなだったんですけどね...)







それでもやっぱり、富士山の開放感は凄いです。
目の前に拡がる大パノラマに向かって、えいやっ!と滑り降りる感覚は他ではなかなか味わえないですね。

滑っているのはIさん、デコボコの斜面もなんのその、いい感じで滑っていきます。


いや、この斜面でこれだけ滑れれば大したものです。今年取得したTAJレベル2はだてじゃないですね。(拍手)

昨年、ゲレンデのように楽しく滑れた6合目付近は、岩が出てきているため、雪面には細かい砂もたくさん付着しています。そうなるとそこから先に雪が融けだしますので写真のような凹凸もたくさん現れてきます。

比較的に雪面の綺麗な7合目より上は、板の脱ぎ履きも難しい凍りやすい急斜面となりますので、今年の富士山は手強いですよ~!


我こそは、と思う上級者の皆様、ぜひチャレンジしてみてください。

(そうでない方は、今年は見送った方がよいかも...)

取り急ぎ、GWの情報でした。今年も富士山、通いますからね!

それにしても、今日は暑かったですね。山梨も真夏日でした。