「サマーゲレンデって正直なところ、どうなんですか?」
というようなことを、頻繁に聞かれます。
まあ、毎日通ってますからね(笑)
一応、いつも正直にこのブログに書き込んでるつもりなのですが...
サマーゲレンデは、一言で表現すると、
「ストップ雪が乗っかったアイスバーンです!」 (笑)
ゲレンデに敷かれたマットは、雪のようにスキーが埋まってくれませんので、まるでアイスバーンを滑っているようにツルツルとエッジが外れてしまいます。
そして、常に水を撒いてるとはいえ、摩擦抵抗が大きいので雪より滑りません。サマーゲレンデ用のワックスをアイロンで塗りっぱなしにしておくことで滑りを良くしています。
パウダーのように滑って気持ち良いという楽しさではなく、真逆の難斜面を克服する楽しさがサマーゲレンデだと感じております。どちらかというとストイックな人向けなのかもしれませんね(笑)
しかし、間違いなく練習にはなります。
特に、外足のエッジに正確に体重を預けることを確認するためには、これ以上ない環境だと思います。
条件の良い雪ではなんとなく滑れるけど、アイスバーンや荒れてくると滑れなくなる方には特におススメできますね。
ですが... マットですので、転ぶと痛いです。
長袖、長ズボン、もしくは膝や肘のプロテクターが必要です。
手袋はゴム手や軍手でも十分です。帽子は日よけの意味でも必須です。ヘルメットは暑いので自転車用や通気の良いものがベストです。
暑いとは書きましたが、”ふじてん”は標高千メートル前後の避暑地でもありますので、お盆を過ぎるともう涼しくなってきます。
例年ですと、9月に入るとゲレンデも混みあってきますので、8月中、もしくは平日がおススメです。
では、なぜ、そこまでして夏にスキーをしようとしているのでしょうか?
現役で働いている方でしたら、冬の間、スキーに行ける日数を数えてみてください。
そして、バックカントリーを滑る日や、イベントに参加する日などを数えてみてください。
そう、テレマーカーの皆様は、冬や春にゲレンデで基本練習している暇は無いんです(笑)
ならば、夏の間に練習、済ませておきませんか?
なお、スキー板だけのレンタルもできます。
一回ぐらいなら、冬に使っている板をワックスで保護して滑るのもありですが、何回も滑ってきちんと踏めてくると、結構滑走面やエッジは傷みます。
もう使っていないスキー板などがあれば良いのですが、無い方はお気軽にレンタルもご相談ください。(レンタルだけも承っておりますが、当日の持ち込みですので、必ず2日前までにメールください)
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