2016年1月11日月曜日

「テレマークスキーって、履くのが辛くないですか?」

「テレマークスキーって、板を履く時が辛くないですか?」

「板を履くのが大変だから、外したくないんですけど...」


こんなお言葉をちょくちょく耳にします。
30代ぐらいまでだったら、なんてことない動作なのですが、40歳を超えると徐々に辛くなってきて、特に、昼ごはんを食べた後の一本目が苦しい動作となりますね。

僕は...さすがに毎日のことですし、体重も以前より減っておりますので。(笑)

でも、やはりサラリーマンを辞めてしばらくの間は、横着して屈んで脱着しようとすると、頭が下がって血がおりてきたり、立ち眩みのようになったり、腹筋がつりそうになったり、はたまた、お昼ご飯がもどってきたり、と散々でした。
また、年齢により、膝が曲らなくなったり、曲げたくない場合などは余計に大変になってきます。

そこで、「何か良い方法はないでしょうか?」という話なのですが、ステップインのビンディングも微妙な状況ですし、そもそも、簡単にリリースしてしまっては、深雪でのテレマークスキーのメリットがなくなってしまうので、まだ道具の決め手はありません。

とは言っても、切実な問題でもあります。
今シーズンも、里山のレッスンには、70代の方で3名、60代の方は両手以上お越しいただいております。
そこで、決め手ではないのですが、こんな手順はいかがでしょうか。

ストックを片手に一本だけ持って杖にします。
両方ではなく一本だけで、もう片方の手を空けておくのがポイントです。

その杖を頼りにまずはしっかりとテレマーク姿勢でしゃがんでから、脱着する訳です。

試していただくと、わりと、杖は一本の方が体重を預けやすいようです。
持ちかえればスムーズに手が届きますし。

なお、手が届きやすいという点からは3ピンのビンディングが一番シンプルで楽なのかもしれません。実は、ストックで突くことで脱着両方できるのは、昔ながらの3ピンだけなんです。


...もちろん、若者と、若者を自負される方は、チャッチャと取り付けて滑り出してくださいね!(笑)

2 件のコメント:

  1. はじめまして。いつもブログで勉強させていただいております。
    いつか、富士山を滑ることを目標にがんばっております。
    そのときはよろしくお願いします。

    このブログ読んで、テレマークをはじめた4年前を思い出しました。
    はきにくいし、トゥを差し込むとスキーが逃げていくし。そうこうするうちに疲れるし。
    当初のBD O1から、いまG3 ENZOを使っており、かなりステップインぽくてラクしてます。
    これからもおもしろくて勉強になるブログ楽しみにしています。
    そして、必ず富士山滑るゾ!!

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  2. こんばんは、里山テレマークの里吉です。
    コメントありがとうございます。ENZOもいいですよね!

    そして、はい、ぜひ富士山も!

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