「板を履くのが大変だから、外したくないんですけど...」
こんなお言葉をちょくちょく耳にします。
30代ぐらいまでだったら、なんてことない動作なのですが、40歳を超えると徐々に辛くなってきて、特に、昼ごはんを食べた後の一本目が苦しい動作となりますね。
僕は...さすがに毎日のことですし、体重も以前より減っておりますので。(笑)
でも、やはりサラリーマンを辞めてしばらくの間は、横着して屈んで脱着しようとすると、頭が下がって血がおりてきたり、立ち眩みのようになったり、腹筋がつりそうになったり、はたまた、お昼ご飯がもどってきたり、と散々でした。
また、年齢により、膝が曲らなくなったり、曲げたくない場合などは余計に大変になってきます。
そこで、「何か良い方法はないでしょうか?」という話なのですが、ステップインのビンディングも微妙な状況ですし、そもそも、簡単にリリースしてしまっては、深雪でのテレマークスキーのメリットがなくなってしまうので、まだ道具の決め手はありません。
とは言っても、切実な問題でもあります。
今シーズンも、里山のレッスンには、70代の方で3名、60代の方は両手以上お越しいただいております。
そこで、決め手ではないのですが、こんな手順はいかがでしょうか。
ストックを片手に一本だけ持って杖にします。
両方ではなく一本だけで、もう片方の手を空けておくのがポイントです。
その杖を頼りにまずはしっかりとテレマーク姿勢でしゃがんでから、脱着する訳です。
試していただくと、わりと、杖は一本の方が体重を預けやすいようです。
持ちかえればスムーズに手が届きますし。
なお、手が届きやすいという点からは3ピンのビンディングが一番シンプルで楽なのかもしれません。実は、ストックで突くことで脱着両方できるのは、昔ながらの3ピンだけなんです。
...もちろん、若者と、若者を自負される方は、チャッチャと取り付けて滑り出してくださいね!(笑)
はじめまして。いつもブログで勉強させていただいております。
返信削除いつか、富士山を滑ることを目標にがんばっております。
そのときはよろしくお願いします。
このブログ読んで、テレマークをはじめた4年前を思い出しました。
はきにくいし、トゥを差し込むとスキーが逃げていくし。そうこうするうちに疲れるし。
当初のBD O1から、いまG3 ENZOを使っており、かなりステップインぽくてラクしてます。
これからもおもしろくて勉強になるブログ楽しみにしています。
そして、必ず富士山滑るゾ!!
こんばんは、里山テレマークの里吉です。
返信削除コメントありがとうございます。ENZOもいいですよね!
そして、はい、ぜひ富士山も!