3年程前、基礎スキーの資格をとるために練習をした時に、イヤというほど思い知らされました。
良い姿勢がとれてないと、特に骨盤の傾きですが、スキー板(特にエッジ)に体重がきちんと伝わらないので、そもそもスキーになりませんでした。正直な話、テレマークスキーだと適当でもなんとなく滑れてしまうので気にされない方が多いです。僕もそうでした。
しかし、あらためて姿勢を意識すると、テレマークスキーでも結果は大きく変わりました。
骨盤はまっすぐ 骨盤が後傾している |
スキーでは、文字どうりのあの忌まわしい言葉、「後傾してるぞ!」を言われてしまいます。体重をしっかりエッジにのせられないので、カカトでくるりとピボット的な動きでごまかしてしまいます。とにかくいいこと無しでした。
テレマークスキーの場合、「後傾じゃない、後ろ足に体重をのせているんだ!」と言う方もおりますが、”後ろに置いてかれている”のと、”後ろ足にも体重をのせている”のは、まったく別です。平地で立っているときは差がありませんが、板が滑りだしたとたん、真逆の結果になります。僕もこのあたりはだいぶ誤解しておりました。
そこで、この姿勢の正し方を解説した本はないかと探したところ、ランニングの本ですが、とてもシンプルにわかりやすく書かれているものがありましたので紹介させていただきます。
ちなみに、立ち読みで十分に読みきれるボリュームですが、手元にいつもあった方が、より意識できるかもしれません。
「体幹」ランニング 金哲彦著 講談社発行 2007年
どんなスポーツでも"姿勢”が大事なんですね。
猫背の皆様、姿勢が悪いと言われ続けた方、この夏に、スキーのための自己改造にチャレンジしませんか?
思い起こせば、高校一年生の4月。通ってた高校の体育の授業は一ヶ月間まるまる行進練習とラジオ体操だけでした。その当時はただの拷問としか思ってませんでしたが、今考えてみると、それも正しい姿勢をつくる第一歩だったみたいなんです。
あ~...あの頃にまじめに取り組んでいれば、もう少し部活でも成績が出せたのかも...
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