この時期ですから、ショートターンを中心に練習することになりますが、本日のテーマは、”どうやってセンサーを働かせて滑るか”、でした。
運動している時の命令は頭でイメージして、同時に10も20もいっぺんに送られています。手を上げる、外足を出す、内足を曲げる...などなど。
しかし、頭からの命令はとかく出しっ放しですので、命令を出した瞬間にもう、すべて”出来た”と勘違いしてしまうんです。
それに対して、動いた結果の反応を確認する”センサー”は一箇所しか働かない場合がほとんどなんです。これは集中していて一箇所ということですので、他に気をとられてしまったら何も感じないかもしれません。
「自分では何が悪いのかよくわからない」とか言われる場合は、命令だけ出しっ放しなこの状態を疑ってみてください。
足の裏や足首に集中して、雪面やエッジの反応を感じながら滑っていただくと、足首に緊張感も生まれて、しっかりと雪面に張り付いたような滑りも可能になると思います。
こうして意識していけば、後ろ足に乗れているかとか、上体が後傾してないかとかも、自分で感じることができるようになると思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿