2014年12月18日木曜日

研修会  ~テレマークスキー技術検定

17日と18日はテレマークスキー協会の指導者研修会でした。
会場はご近所のブランシュたかやまスキー場。

写真は朝のひとコマです。準備に余念がありません。



今回の研修会の主な内容は、新しくはじまる「テレマークスキー技術検定」についてです。
公認スクールで2月から開始される検定会の内容の確認や、目あわせ的な研修が行われました。

この検定の趣旨は、”テレマークってなんだかよくわからない”という疑問に対して、一つの具体例として提供されるものです。つまり、「これが全てじゃないですよ!」ということですね。
あくまでも、自分の技術の客観的な確認や、努力目標の一つとして受け止めていただけると幸いです。


実際に、どのようなものかというと、まず「レベル1」と「レベル2」というクラスがあります。

「レベル1」は、連続したテレマークターンができる、というレベルです。
だいたい、入笠湿原や車山などの中、緩斜面を楽しく滑れるぐらいの技術を持っている方です。

「レベル2」は、おおよそどこでも安定したテレマークターンができること。
つまり、”テレマーカーである”というお墨付きですね。乗鞍岳、蓼科山、富士山の8合目までなど、ほとんどの条件の良いオープンバーンで安定したテレマークターンで下りてこられる技術を持っている方です。ぜひとも、このレベル2を目標に、今シーズンは丁寧に滑る練習をされてみてはいかがでしょうか。練習することに損はないと思います。レベルアップのためにもぜひどうぞ。


なお、「レベル3」と「レベル4」というのもありました。
「レベル3」は、どんな斜面でも左右差の無いコントロールされたテレマークターンができること。
つまり、僕達イントラと同じレベルが要求されてます。富士山山頂から安全に滑っておりられる技術、と言ってもいいでしょうか。
「レベル4」になると、素直に言ってみれば、”僕が教えてもらいたいレベル”、です。
要求される技術は、”テレマークとしてはあり得ないスピードで、尚且つコントロールして下りてくること”です。具体的には、4月のTAJ主催の全日本技術大会の優勝者程度、だそうです。

興味のある方、アスリートを自負する方々は、ぜひ4月に行われる志賀の技術大会にもチャレンジしてください。こちらの会場では大会と検定が同時進行ですので、自信のある方にはある意味お得かも。




今回、17日は大雪で、18日はこのコンディションでした。
ブランシュの研修会で新雪が楽しめるとは思ってませんでした。

やっぱり、とても上手な皆様とこんなシチュエーションで滑れることは嬉しいですね。なんか、こう、「今シーズンも頑張っていこう!」という気持ちが湧いてきました。シビアな内容の割には笑顔の絶えない2日間でした。




と、いう訳で、今日も最後まで滑ってるテレマーカー達です。



   ...やっぱり、僕だけじゃないですよね!




追記

実際にパノラマで検定をした日の様子はこちらです。
http://satoyama-ski.blogspot.jp/2015/04/blog-post_2.html

(参考になれば幸いです。2015/7/10)

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