2022年5月24日火曜日

脚立の上から考察

今日は脚立の上からのパチリ。

スモモの傘かけで脚立をとっかえひっかえ、登ったり降りたりの一日です。

スモモの木一本あたりおおよそ700個前後の傘をホッチキスで留めて回ります。


脚立の上からはこんな景色が拡がってます。

ところで、この脚立なのですが、3段くらいなら問題なく自由に動き回れます。
5段前後になると動きがぎこちなくなってきて、10段ともなると完全に硬直して動けなくなってしまいます。
地面から離れていくだけで、こんなに自分の運動能力が変わってしまうんですね。
冷静に分析してみると、自分の足で立ってる感覚が脚立の段数をあがるごとに喪失してしまっている気がするんです。
結果として、危険を感じて硬直し運動の可動域とリズムが失われてくると...

これ、そのままスキーの運動と同じなのではないか、と思っています。

斜面の変化、緩斜面から急斜面だったり、整地から未圧雪だったりと、足裏で踏ん張っている感覚がなくなるからこそ、運動が制限されて(硬直してしまって)滑れなくなっていくんではないかと思うんですね。
スキーが上手く滑れないのは、実は技術不足なのではなく、自分で縛りをかけて運動できなくしているだけなのではないかと...

では、そんな心許ない状況から、どうやって平常心を取り戻せば良いか、その方法があればいいんですよね!
さあ脚立の10段の最上段に登って...

...う、動けません、やっぱり...(笑)

「気持ち」、で縛りをかけているのですから、本人の心の問題です。
やんちゃに動き回れる人もいれば、慎重で一歩も踏み出せない人もいます。
これらを解決していく過程が、”トレーニング”だと言えるのかもしれませんね(笑)

今日の時点で、あえて対処方法を探すならば、呼吸方法で平常心を取り戻す、ぐらいでしょうか...
あくまで感覚のお話ですが、頭の頂点から息を吸って、その空気が重心であるお腹の丹田を通って足の裏から吐き出す、そんな意識により地面に足裏がついて身体をしっかりと支えている感覚を意識させて、安心して動けるんだぞ、と自分に言い聞かせる、そんな方法でしょうか。
ほぼほぼ、武道の精神論的な話になってしまうかと思いますが、自分の心を制御する方法ってそんなところからだと思います。

”最初からリミッターがついてなくて、怖いもの知らずで動き回れる”、そんな人になってみたかったです...(笑)

そんなこんなで、今日はビビりながら脚立に上がって作業してます!
多分、スキーの時も僕は相当にビビりながら滑ってるんでしょうね(笑)



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