2020年9月3日木曜日

テレマーク姿勢って、どんなですか?

「テレマーク姿勢って、どんな感じですか?」

唐突な投げかけで申し訳ありません(笑)

ターン中のテレマーク姿勢について、感じ方は人それぞれですが、大きく二つの傾向があると思います。

まずは、アルペンスキー、踵を固定した普通のスキーを長く行ってきた方にとって、ターンは足が揃って立っている状態から重心移動だけでも始めることができますので、感覚としてターンをしながらテレマーク姿勢をとることになります。なのでゲレンデでテレマーク姿勢をとる理由が見つかりません。
というか、「せっかくターンができているのに、なんでわざわざ不安定にするの?」と疑問を持たれる方も多いようです。
なので、テレマーク姿勢について、”過小評価”されてしまいがちです。
「バックカントリーでは怖くてテレマーク姿勢はとりません、パラレルで滑ります」なんて言われてしまうこともあります。これこそ”もったいない”んですね。


一方、普通のスキーの経験の無い方の場合は、えいや!っとテレマーク姿勢をとっているうちに運が良いときにはターンがはじまる、という経験をされたことと思います。
僕はこっちのパターンです(笑) 
なので、テレマーク姿勢に対して過大評価してしまいがちです。
凍った斜面をトラバースする時まで、つい癖でテレマーク姿勢をとってしまったりします。ガイド泣かせのテレマーカーとなってしまうんですね(笑)

”過小評価”も”過大評価”もせずに、冷静に効果と楽しさを天秤にかけながら、テレマーク姿勢を楽しめるスキーヤーになりたいものですね!

なので、この夏は、「今のテレマーク姿勢、どうですか?」と自分に問いかけながら滑っております(笑)

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