2020年4月30日木曜日

スキーが出来る日常

この4月、毎日外に出てスキーをする生活から、突然、家の中に居続ける生活に変わりました。
身体の違和感もさることながら、思考の方もちょっと停滞気味です(笑)

なにせ、ここ数年はサマーゲレンデも含めると年間200日以上スキーを履く生活をしておりました。それが急に今日から活動は自粛、みたいになっておりますので頭の整理がつきません。とってもブラックな思考回路も働いております(笑)

そんな状態で、なによりも最初に思うことは、「スキーが出来るって、メチャクチャ幸せなことなんだなぁ」ということでした。

今の状況から考えると、山でスキーをするって、とてもリスクが多くハードルの高い行為なんだと実感できました。

スキーができるって、本当に幸せなことですよね。

 ...シミジミ。




例えば

■生まれて初めてスキーをした人は、1日滑れば、坂を滑り降りるってなんだか楽しい、と感じていただけると思います。

■10日滑った人は、坂を下りながら身体を動かす楽しさに気づくと思います。
スピードを出したりコントロールしたり。ソリやスノーシューにはない感覚ですね

■100日滑った人は、地に足が着く、というか雪の抵抗や反応を感じたり、斜面を感じる楽しさが生まれてくると思います。

そして10年間滑れたら、もうスキーができること自体が楽しく感じられていると思います。技術とか競争とかの話はスキーを続けていくためのスパイスですね
もちろん、目指す技術や、一番になる、あこがれの山に行くとかの目標があればより深く関わって、続けていく楽しさを維持できるでしょう。それらもモチベーションの一つ一つです。

団体スポーツなどでは、例えば中学から高校と部活を頑張っても6年間です。その後も続けるのはなかなか大変ですよね。
でも、自然相手のスポーツなら、ご自分のペースでずっと続けていくことができます。
そんな楽しさの中に、この冬もいたんだな、と実感ができた今日この頃です。

やってることはただ自然相手にスキーで滑ること。でも、それ自体が楽しいんです。
商品にならなければ、「生産性が無い」、とみなされがちな昨今ですが、芸術やスポーツって、そもそもお金になるものじゃないですから。堂々と、また滑れることを楽しみにしてまいりましょう!


とりとめのない話をしてしまいましたが、そんな日々がまた来年やってくることを信じて、日々を過ごしていきたいと思っております。







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