大菩薩嶺は、写真の上日川峠から出発すると、稜線歩きも含めてコースタイム3時間ちょっとの手頃なトレッキングコースです。
もちろん、下から6時間かけての周回コースや、小金沢連嶺の縦走コースもとれますが、今日はお手軽コースで。
梅雨の谷間で、7月最初の快晴な週末となれば、絶好の山日和です。
上日川峠の山小屋”ロッジ長兵衛”の前の駐車場はもちろん満車でツアーバスも到着中。4っつ目の市営駐車場が僕らで満車となる大盛況でした。
クラツーなどツアーバスからの年配の方々から、学生のワンゲル部と思われるグループまで、年齢層も幅広く、小さいお子様を連れたご家族もたくさんおられました。
そして目立ったのはトレラン姿の若い方々です。山ガールともちょっと違って、より行動的なスタイルは山では一番お洒落に見えました。以前より20~30代の若い方が増えてます。
やっぱり、活気があるっていいですね。
今日はまるでお祭りみたいでした。
大菩薩の良さは、一時間足らずの登りで味わえてしまうこの稜線歩きです。
甲府盆地からも確認できる開けた斜面は、爽快な眺望が楽しめます。
秋の落葉の季節が人気ですが、夏の緑に覆われた山々から飛び出したこの景色もまたいいですよ。
稜線から森に入ると10分ほどで大菩薩嶺の山頂に到着します。
山頂は森の中でまったく眺望がありません。
森の中を歩いてたら、いきなり山頂を示す道標が現れて、”あっ、着いちゃった”、という感じです。
手前の稜線の眺望がすばらしいだけに、写真のように、みなさま山頂では唖然としてたたずむんですね。
大菩薩嶺のトレッキングは時計回りがおすすめですよ!
大菩薩峠手前の介山荘でパチリ。
限りなく昭和の雰囲気ですが、以前にあった市川雷蔵の映画「大菩薩峠」のポスターなどは無くなってました。
あれは、登山者としてはあんまりですよね。(笑)
ちなみに、江戸時代の大菩薩峠は今の賽の河原付近だったそうです。
今日の山歩きはすれ違う人も多く、危険回避でおもいっきりゆっくり歩きました。
通常3時間強のコースを、なんと4時間半もかけてしまいました。
問) 超スローペースだとどうなるのでしょう?
答) ムチャクチャ話がはずみますよ。(笑)
歩いてるのでほどよく血行も良くなり、ほとんど”居酒屋トーク”状態でした。
こんな山歩きもありでしょう。
(流行はトレランなのに...ゆるいな~ )
最後は日帰り温泉、「大菩薩の湯」で〆です。
Oさん、お疲れさまでした!
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