さすがに、富士宮口は富士山の南側ですので、雪の減り方は一番早いです。例年の6月初旬といったところでしょうか。
それでも、富士宮口の五合目駐車場は、標高で2,400mもありますので、すぐに一つめの雪渓にとりつくことが出来ます。(ちなみに須走口五合目は1,960mです。)
しかし、その分だけ最初から急斜面ですので、シールよりも、板を担いでアイゼンを着けて登るスタイルの方が富士宮口からは一般的です。
もし、山頂を目指すのなら、写真の雪渓から岩場を歩いて右奥の二つめの雪渓に移動し、そこから三つめの雪渓と移動しながら登っていきます。でも今日は最初の雪渓のみをいただきます。
晴天の予報でしたが、そこは富士山ですので、次から次へと雲が通り抜けていきます。ひとたび雲が迫ってくると、こんな感じで何も見えなくなくなってしまいます。
そんな時はお握りでも食べながらゆっくり待ちましょう。なんてったって、本日の目的は凸凹三昧だけですからね。
それにしても、皆様準備がいいです。
実は結構な斜面なんですけど、すっかりくつろいでおります。
「近ド隊長、そろそろ行けますかね?」
例年、6月に入ってしまうと、雪面に雨で縦溝が入ってしまったり、凍って融けてを繰り返してガタガタになってしまったりと、本当に滑りづらくなっていきます。そうなると誰かが滑った跡の方が比較的に平らで滑りやすいんです。
そう、それで行き着くところがコブ斜面、”凸凹三昧”の日となっていくわけです。
コブが滑れるようになると、本当に、スキーシーズンが長くなりますよ~! (笑)
皆様、お疲れ様でした!
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