2014年10月20日月曜日

ふじてん  レッスン

今日のレッスンは昨日に引き続きHさん、夏のトレーニングの仕上げです。
そして今日もこっそり練習に励むNさんとIさんです。


レッスンは昨日に引き続き、視線を次のターンをしたい場所に向けることから進めています。

ストックを杖としてバランスを崩したときの支えとして突いていると、どうしてもストックを突いたところを見続けてしまいます。その結果として上体が山側に残って、スキーだけ前に行ってしまいバランスを崩します。

ストックは体重を支える杖としてではなく、次のターンをするきっかけを作るだけのものと割り切っていただき、(ここが登山用のストックとスキーのストックの違いです。)常に自分の身体より前でタイミングをとるために突きます。こう考えることにより、視線を上げることができ、そして次に行く先を見ることができます。

転んじゃいけないと地面を見ててしまうのと、これから自分の行きたい先を見るのでは雲泥の差があるんです。子供の頃、自転車に乗れた時のことを思い出してください。下を見ているときはヨロヨロ、ヨタヨタとなかなか安定しませんが、前を見てペダルを力強く漕ぎ出したとたん安定してきたはずです。スキーも、前を見てしっかり体重を乗せたら、とても安定した乗り物になるんです。
事実、視線を次のターンをする場所に向けられればコブも滑れたことを忘れないで、日頃から目線をあげてみてください。

そして午後は斜面に合わせて向かっていくことを意識して滑っています。
http://www.satoyama-ski.com/colum-flat.html

目線とフラットの意識で、最初はちょっと怖いけど本当は楽しいスキーの滑走の感覚をつかんでいただけたでしょうか。
あと、今日は後ろに歩く感覚も少しだけ試しています。
http://www.satoyama-ski.com/colum-tarn.html

次は実際に雪の上で! 雪の上なら簡単ですから。



レッスンも終盤、遠くを見つめるHさん。

雪のシーズンはもうすぐですよ。

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