2014年10月18日土曜日

ふじてん  レッスン/ ブーツについて

今日のレッスンはFさんです。

ふじてんも2回目の参加、ありがとうございます。


前回に引き続き、上体の遅れの克服がテーマです。
テレマーク姿勢をとるために、安易にフォールラインに向けて足を出してしまうと、上体は逆に仰け反ってしまうことがあります。これではターンの前半がとても不安定になってしまいます。
また、効き足だけに体重を乗せて滑った場合にも、効き足が内足になったときに、後ろに仰け反ってしまいがちになります。
http://www.satoyama-ski.com/colum-shisei.html
スキーの基本姿勢、”ニュートラル”なポジションから、後ろに仰け反る(後傾してしまう)ことなく動きだすこと、これは出来ているようでなかなか出来ない、とても難しいポイントでもあります。遅れないように、とりあえず”ジャンプしてテレマークポジションをとる”という方法もありですが、これだけではとても疲れてしまいます。
午前中はプルークボーゲンやシュテムから上体が遅れないようにしながら外足にしっかりと体重を乗せてテレマークポジションに移る練習をしています。そこから午後は体重の移動を中心に、”後ろに歩く”ような運動を試しています。
http://www.satoyama-ski.com/colum-tarn.html




Fさんは、最近ちょっとブーツで悩まれています。

スキーヤーにとって、ブーツのあたりは避けられない悩みのひとつです。テレマークのブーツも普通のスキーに比べたら柔らかいとはいえ、やはり、あたりだしてしまったら我慢できない痛みまで発展してしまうことがあります。

左の写真のように、僕自身、過去に左足の踝の下がもう一つ踝が出来てしまったぐらいに飛び出してしまって、この骨を手術で削ってもらったことがあるんです。

主な原因はあたっているのに我慢して滑り続けたことですが、道具の選び方や、自分の滑り方にも問題がありました。
ブーツを正しく履くこと、ブーツの中でカカトが暴れないようにインソールで調整することはとても効果があります。
そして滑り方では、体重を乗せてない足で無理くりにスキーを振り回していると、ブーツの中では本来はあたらない部分まであたってきます。スキーを脚力にまかせて振り回してエッジを切り替えるのではなく、体重の移動を確実に行い、スキー板にしっかりと体重をのせて滑ることが大切です。


僕自身の体験談として、今の滑り方に落ち着いてからは踝の問題は再発しておりません。
滑り方で解決することもあるんです、というお話でした。参考になれば幸いです。


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