2018年9月16日日曜日

レッスン  ~怖くないんです

今日はスノーボードの大会もあり、とても賑やかなふじてんです。

そんな中、レッスンに参加していただいたのはSさんご夫妻です。
一昨年にはパノラマのシーズンレッスンに参加していただきました。ご無沙汰してます。
あれっ? 姿勢が良くなりましたね(笑)

サマーゲレンデで体感していただきたいことは、ズバリ”落ちていく感覚”です。
...最初は怖いけど(笑)

フォールラインに向かっていく、斜面に垂直、前傾して、骨盤を立てるとか、そんなことがここにつながります。


例えば自転車では、止まってハンドルをきっただけでは曲がれません。ただふらつくだけです。ペダルをしっかり漕いで前に進むことで初めて、安定して曲がることができます。
それでは、スキーはと言うと、スキーの動力は落ちていく”落下運動”なので、まず落ちていかないと曲がるどころか、動くこと自体ができません。
しっかり板と一緒に身体が落ちていけば、板に体重が伝わり続けて安定して滑ることができます。
この時、身体が取り残されて板だけ前に進んでしまったら、もちろん転んでしまいます。
また、落ちていけずに横を向いてしまってもエッジが外れやすくなります。
柔らかい雪ではそんな時でもグリップしてくれますが、アイスバーンやサマーゲレンデでは簡単にエッジが抜けて尻餅をついてしまいます。
もし自動車でしたらアイスバーンでは、急ブレーキ、急ハンドルは厳禁で、アクセルをコントロールしてグリップさせると思います。
スキーでも、急に止まろうと足を突っ張ったり、横を向いたりしては余計に怖い思いをしてしまいます。板にしっかりと体重を乗せ続けること、つまり、板と一緒に落ちていく感覚が必要になります。
ここがクリアできると、板に体重を乗せる、板を踏む、といった動作が確実に行えるようになってきます。その結果としてコントロールできなくなる怖さがなくなります。

コブの中でもまったく一緒です。
前を向いて斜面に沿って下向きに落ちていかないと板に体重をかけ続けることができなくなります。

...腰が引けたら上向きに発射されてしまいますし(笑)

0 件のコメント:

コメントを投稿