古い”テレマークスキーの本”シリーズ、その3です。
「テレマーク・スキーイング」
日本テレマークスキー協会・編
発行所 山と渓谷社 1989年12月初版発行
”TAJが総力を結集したテレマーカーのバイブル”という帯のつけられたこの本は、歴史紹介から、川上敦さんの講習編あり、山本由紀男さんの技術研究編あり、北田啓郎さんの山とツアーの知識編あり、そしてレーサーの皆様の勇士あり、と、先日紹介した教程本を補い、全てのテレマーカーに向けたマニュアル本となっています。その後に出版されるテレマークの本の原型はこの時点で確立されていたようです。先人の方々の努力には敬服するばかりです。
この本の帯では”日本で初めての技術書”とうたわれています。
ちなみに、これから13年後、2002年11月に発行された「日本テレマークスキー教程」という本の帯には、”日本で初めてのテレマークスキーの公式技術書”と書かれています。
ややこしいですね。たぶん13年もたってるんでヤマケイの編集者の方も細かいことは忘れてしまったんでしょう。
皆様お間違いなく、”初めての技術書”はこの1989年もので、”初めての公式技術書”は2002年発行の教程本を指すらしいですよ。
「だからなんだ?」って、言われても、一応、トリビアネタのつもりだったんですけど... (笑)
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