2012年11月19日月曜日

テレマークスキーの本


今日はテレマークスキーの本をご紹介いたします。

「クロスカントリースキー・ダウンヒルテクニック
 / 最も新しいテレマークターンのすべて」

発行所 自由国民社 1984年初版発行


さかのぼること1986年冬、横浜そごうの書籍売場(なぜか洋書コーナー)にてこの本に出会いました。たまたまエスカレーターに乗る手前です。
高校生からクロカンスキーをはじめた里吉少年はこの表紙を見てぶっとびました。「すげーっ!クロカンで山を滑れるんだ~。」と。

しかし、中を見ると、どうやらクロカンで滑れる人は一部の特殊な人で、普通はテレマークスキーというものを使うらしい、ということがわかりました。
翌年1987年冬、バイト代を握り締めた里吉少年は、神田の”タマキスポーツ”でテレマークスキー一式を受け取り、その足で電車に乗り、上越のスキー場へ(まだ学生だったので)住み込みのアルバイトに向かったのでした。


   ~ 懐かしいです。この本がスタートでした。


言うまでも無く、スキー場に到着した翌日、右にも左にも曲がれない里吉少年は「なんでこんなものを買ってしまったんだ~」と、とっても後悔したんだとさ。

ちなみに、その2年後にテレマークのスクールがあるということを知り、妙高MBSSの門を叩き、大学さんの教えを受けました。「なんで最初に教わりにこなかったんだろう」と、またしても頭を抱え込んだんだとさ。
(なにせ、自己流では左右に曲がれるようになるだけで2シーズンかかってました。
 ストックは普通と逆で山側に突いてましたし...
 ...でも、せっかく教えてもらったのにその後またあきらめちゃったんですけどね。)

もし、廃盤のこの本に興味がある方がおられましたら、お貸し出しできますので、レッスンの際に一声おかけください。


なお、この本の表紙のスタイルは”バンザイ・テレマーク”と、言われてました。

    ...くれぐれも、今の道具でマネしちゃ駄目ですよ。

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