富士山も綺麗に映えております。
ここの方が遥かに良い撮影スポットだと思うのですが...海外からの旅行者の皆様は、何故にローソン前で富士山を撮ることに執着されるんでしょうね(笑)
本日のレッスンは一日で、参加いただくのは冬も夏もコンスタントに来ていただいているKさんです。今日もありがとうございます!
冬に備えての感覚の見直し、前に進むことによって得られる足裏の感覚を思い出していただきました。
スキーにおける荷重って、止まっている状態から立ち止まったままその場所を踏みつける感覚と思ってしまいがちですが、動き出してスピードが上がってきたら、より前に進むことによって身体全体をスキーに預けて重さを伝えることに変わっていくんです。フォールラインに向かって飛び込んでいく感覚といえるのかもしれません。
正直なところ、アイスバーンや急斜面、そしてサマーゲレンデではとても怖く感じられる感覚なんです。
もし自分が止まったままの感覚だと、スキーだけ前に進んで、常にすっぽ抜けたズルズルの滑りになってしまうことでしょう。
幸運にもまだ子供で、物心つく前(恐怖心を感じる前)でしたら、比較的容易にこの感覚をつかめるかと思います。しかし、大人になってからでは様々な思考を巡らせてしまうことにより、感覚をつかむ前に運動を止めてしまうんです。腰が引けて動けなくなった状態、すなわち「後傾」と呼ばれる姿勢で動けなくなってしまうんです。
その時に身体は動けなくても思考は回ってるんで余計に厄介なんですけどね(笑)
「なんで出来ないんだろう、動けないんだろう」と考えれば考えるほど落ちていけなくなり、身体に余計な力が入って動けなくなり後傾していきます。
ここの感覚については、ひたすら滑って体感していくこと、が遠回りのようで実は一番の近道ではないのかと最近は思っております。
そのためには、体感するためにより多くの時間を割けるよう、不安要素、不確定要素をできるだけ取り省いて、実際に滑る時は楽しく無心で滑れる時間になるように準備しておくことが大切なんじゃないかなと考えております。
本日も夏合宿日和な富士山麓です(笑)
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