葡萄畑がもっとも忙しい2回のジベレリン処理の時期です。
平たく言えば、種無しの大粒ぶどうにするオクスリに浸ける作業のことです。(笑)
これに前後して、2週間ほどかけて一粒づつ粒を摘み取って形を整え、袋をかけたら一段落です。
まだ育つ前に一気に粒を減らしてしまうと、大抵は思うように育たないでスカスカなものになってしまいます。
徐々に大きくなっていくのを眺めながら、内側に入り込んだり、小さいままだったり、という粒を抜いて、選りすぐっていかないと、円錐形で粒のそろった綺麗な葡萄にはなりません。
写真はシャインマスカットの最後の摘粒作業中のひとコマ。
とにもかくにも、手がかかってます。
放っておいたら、わさわさと生えている山葡萄状態になりますから。
それはこのシャインマスカットも同じこと、生まれの良さよりも育ちの良さ!
でも、なおかつ生まれも良くてこその高級品種なんでしょう。
...くれぐれも、素質があっても手をかけないと一級品にはなりませんよ~(笑)
0 件のコメント:
コメントを投稿