今年の参加も17人もいたみたいです。
軽井沢の皆様や、初めてお会いする方もおられ、とても楽しい一日でした。
そして何より、今日の僕は30年越しのチャレンジを行っております。(笑)
そう、もちろんクロカン・チャレンジです!
スティーブバーネット著の「クロスカントリースキー・ダウンヒルテクニック」に書かれているように、クロカンで3,000m級の山をツアーする、という試みです。
ふじてんのサマーゲレンデ(アイスバーンでストップ雪)で大丈夫だったんだから、大丈夫だろう(笑)、ということで入梅前の本日のチャレンジとさせていただきました。
(...SMDCの皆様、ご迷惑をおかけいたしました。)
心強い味方、BCクロカンのSさんと一緒に登りはじめます。散歩しているような軽快さが写真から伝わりますでしょうか?
恐らく、ウロコでは登りきれないだろうとふんで、皆様より先に出発したのですが... なんのなんの、あまりの軽快さに初めて登りが楽しくなるという感触を味わいました。
さすがにシールのような直登はできませんが、ジグを切りながら普段よりかなり早いスピードで登っていけました。
クロカン、恐るべし!
でも、問題は滑走です。(汗)
エッジ無しでどこまでいけるか?
写真は稜線で滑走順を待っているところ。
「滑落しても岩場に突っ込まないように、真ん中で止まる」と、自分に言い聞かせながら、スタートを向かえます...
...結局、案ずるよりナントか。
普通に大丈夫でした。雪質が全てですね。
自分でもちょっと拍子抜け。
もちろん、大転倒しており、写真は下に降りてきて余裕がでてからのものです。(笑)
軽くフィルムクラストぐらいでザクザクの雪のため、安心して滑れました。
とにかくクロカンは登りが驚くほど軽快なのがいいですね。ウロコで乗鞍を登りきれるとは、正直思っていませんでした。
そして皆様、大変お騒がせいたしました。
顔では笑っておりますが、内心はビクビクな一日でした。
お陰さまで、無事下山できました。ありがとうございました!
山でクロカンの問題点もよくわかりました。
1)エッジがないので急斜面で立ちゴケすると滑落する。
なにより、止まるときが一番怖い(笑)
2)ブーツの底がツルツルなので、稜線で板を外したらなにもできない。
軽アイゼンが必須。
3)ブーツの防水性がほとんど無いため、楽しいのが半日もたない。
BCクロカンなら、全部クリアしてますね。ビブラムソールが多いし。
来年はBCクロカンかな?
その前に、あれっ?
そもそも、こういったクロカン道具で山を滑る時の問題点を解決しようとして開発されたのが、現在のテレマークスキーじゃないですか!!!
原点回帰してみて、あらためてテレマークスキー道具の良さを認識できた一日でした。
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