2019年2月10日日曜日

初心者講習会  ~歩くように

今日はハイシーズンの3連休の中日。
ゲレンデが最も混む日です。

写真は夕方の駐車場でのひとコマ。
普段の休日に使用される駐車場は第3駐車場まで。ここまでがいっぱいになれば、”来場者数はおよそ2千人”、と言われております。
しかし、本日の駐車場は第13駐車場まで使用されておりました!(驚)

このお祭り騒ぎのようなゲレンデにお越しいただいた皆様、本当にありがとうございました!
講習会に参加いただいたのは、Nさん、Sさん、Tさん、Yさんの4名、そして体験レッスンの方にはSさんに参加いただきました。

本日、講習会のテーマは初心者講習会の4回目、「歩くようにターンを続けてみよう」でした。

これは決して滑走時に、”雪の上を歩いてみよう”、と言っているのではありません。滑り落ちる中で、”歩くようにリズムをとって動き続けてみよう”、という提案なんです。そしたら連続のターンにつながる、というアプローチです。

まず、スキーの滑走時は基本的に落下運動です。なので歩く必要も走る必要もありません。しかし、だからと言って固まったままではターンの運動はできません。暴走するか止まったままかになってしまいます。
テレマークスキーですから、リラックスして歩くようにリズムをとって積極的に前後の足とエッジを入れ替えていくことを、いくつかのバリエーションで試していただいております。
こちらも参考になれば → Webのページへ

念のため、本当に斜面を歩こうとしてしまうと、こんなことになってしまいます。(笑)

足を上げるため、もしくは前に出すために後ろに仰け反ってしまうことになってしまうんです。テレマークターン毎にフォールラインで後傾してしまうことになってしまいますので、スピード感倍増の
恐怖を感じることになり、慌てて横を向こうとしてしまう悪循環に陥ります。

歩くような運動はターンの切り替えの時に行い、フォールラインに向かってからはテレマーク姿勢でバランスをとりながらしっかりと谷に落ちていくように意識していきましょう。

スキーは、滑り落ちる中で両脚(スキーのエッジ)を踏みつけたり押し出したりしてコントロールしています。
立ち止まったところから一歩を踏み出すイメージだと、いざ滑り出した段階で上記のように怖くて固まったり、後ろ足がすっぽ抜けたり、後ろ足のエッジを引っ掛けたりと意図しない結果になりがちです。あくまでも、”落ちていく中で”、というのがポイントです。
なだらかな斜面から順に慣れていくことも大切だと思います。

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