2024年2月20日火曜日

レッスン  ~1日

本日のレッスンは1日で、参加いただいたのはKさんです。 
Kさんは30年ぶりにスキーを復活されているとのこと、選んだ道具はNTNのためレッスンにお越しいただきました。


はじめてNTNシステムのスキーを履かれた時に、テレマーク姿勢をとることが難しい、と思われる方が多いようです。

確かに内足を引いて足の力でテレマーク姿勢にしようとすると、ビンディングに弾かれて両足が揃ってしまうというような場合があります。

ちょっとしたコツなのですが、まずは、落ち着いてこれから動ける姿勢を確認していただき、身体を預けるように、重心を落とすことによって姿勢を安定させて、結果として”テレマーク姿勢”になっていた、ぐらいの感覚が良いのかと思います。

ここでのポイントは”動ける姿勢”です。
股関節が動く、腿が軽く上がる、今から50m走を走れる、ぐらいのこれから動ける姿勢から、ストンっと重心を落とすような気持ちになっていただけると、苦も無くテレマーク姿勢でバランスをとることができるはずです。


そして次に重要なのは、止まっている時と動いている時では、この感覚はまた違ってきてしまう、という事実です。

立ち止まっている時のテレマーク姿勢の感覚と、動いている時のテレマーク姿勢の感覚は異なります。同じものと思っているとポジション探しの迷子になってしまいます。
試しにその場で、テレマーク姿勢をとって立ち止まってバランスを取っている時と、軽くジャンプしながら前や後ろに進みながらテレマーク姿勢でバランスを取る感覚の違いを体感してみてください。
これにより前足と後ろ足を別々の方向に動かしてしまう可能性のある感覚と、前足と後ろ足が同じ方向にしか力を向けない感覚の違いが理解していただけると良いのですが...

...そう簡単にはいかないかもですね(笑)

でもこうやって試行錯誤すること自体が、スポーツの楽しいところだと思います。

ぜひいろいろと試してみてください!



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