2014年11月19日水曜日

噛めば解決



この夏の初めに、「体重を減らすと、スキーがムチャクチャ楽しくなりますよ」という記事を書きました。
http://satoyama-ski.blogspot.jp/2014/07/blog-post_17.html

そして実体験から、体重を減らすには規則正しい生活が一番効果あり、とも。
http://satoyama-ski.blogspot.jp/2014/07/blog-post_18.html


これは、週に一回だけハードなトレーニングをしてもその後飲み歩くぐらいなら、毎日、規則正しい生活をするだけ、の方がずっと効果アリ(あくまでも僕の実体験)という内容でした。




そして、この時に書き忘れていたことを思い出しましたので追記させていただきます。
そう、もう一つ、体重を落とすのにメチャクチャ効果のあったこと。


それは、食事をきちんと噛むことなんです。      これ、ホントに効きますよ!



きっかけは、NHKの”ためしてガッテン”でやってたのを思い出してチャレンジしただけ。
番組では、一口ごとに30回づつ噛む習慣をつければ、噛むことにより満腹感が得られて食事量が減る、という話でした。でも、効果は満腹感だけではありませんでした。


実際に30回噛む、というのはなかなか厳しいのですが、20回ぐらいでもだいぶ変化がでてきます。
なにが変わるのかというと、ズバリ、味覚が変わります。

僕は、それまでは3~5回ぐらいしか噛んでなかったので、飲み込みやすい物が好みでした。
汁たっぷりの牛丼とか、ソースたっぷりの揚げ物、サラダならドレッシングをたっぷりと。蕎麦、うどん、もちろんこってり系のラーメンなんかは大好きでした。おつまみでも、スルメなんかの乾物よりも、ポテチみたいに粉々になるものに、つい手が出ておりました。そしてビール!!
でも、こういったものって、噛もうと思ったらまず噛めないんですよね。勝手にのどを通っちゃう。
そもそも、「牛丼のツユだく」なんて、10回も噛めませんって。

噛む習慣がついてくると、歯応えのあるものが美味しくなってきます。
根菜を煮たのや焼き魚骨ごとで日本酒とか。


そして、噛まなかった頃は濃い味付けが良かったのですが、30回も噛もうと思うと、味の濃いものは口の中でだんだんと耐えられなくなってきます。脂っこいのもちょっと無理って。

そうそう、女性の大好きなホクホクとした食べ物、お芋さんとかカボチャとか、そんなものも水気が少ないので飲み込み辛く、噛まない人にとっては苦手な食べ物です。同じイモでも飲み込みやすい”じゃがバター”みたいなものを選びがちでした。お芋さんも噛んで唾液と混ざっていくうちに甘みが増してくることは最近知りました。ハイ。




噛まないと、簡単に飲み込むために油がどんどん増えていきます。マヨネーズ、バター、マーガリン、ドレッシング等々。
そして、噛まないと根本的に食物は消化されにくいので、吸収しやすい状態のものからどんどん取り込まれるのでしょう。油とかお酒とか。そして塩分も。
お腹だけポッコリというタイプの男性はだいたいこのパターンみたいです。

そうそう、一般的に”オヤジはみんなお腹がゆるい”って言われますが、これはお酒でゆるくなると思ってたのですが、噛まない食事からゆるくなってるみたいですよ。

   ...で、慢性的に下痢が続いて体調もすぐれず、気がついたら生活習慣病ってなことにも。


いやいや、これ、全部解決しました。きちんと噛めば。






 ...お酒のせいだけじゃないって。

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