2017年5月16日火曜日

ぶどう畑

このところ、スキーをしない日は、ご近所の農家さんのお手伝いに出掛けております。

今の時期のぶどう畑は、シャインマスカットもピオーネも、野原の山葡萄とほとんど一緒です。うじゃうじゃと元気に伸びております。(笑)
これが収穫までには数ヶ月かけて一つの枝に一房で、マスカットなら32粒ぐらいまでに形を整えながら摘まれていく訳です。これから98%ぐらい切り捨てられるような気が...

理想の形を作ろうとすると、とんでもなく時間と労力を費やさなくてはいけないんですね。何かと考えさせられてしまいます。

「規格品」と言ってしまえばそれまでですが、世間で求められているぶどうの形が、三角錐で大粒で皮に傷一つ無いぶどうであれば、それに近づける日々の努力が必要なんですね。
”放任主義”とか”褒めて伸ばす”、とか言ってたら勝手に伸びて、そのほとんどが安売りしても売れ残るものになってしまうんでしょう。

逆に、もし時間や労力(コスト)をかける気がないなら、理想の形を押し付けてはいけない、とも言えるかも。

チョキチョキと剪定をしながら、ぐるぐると妄想を巡らせる日々です。(笑)


追伸
あっ、だいたい、テレマーカーは勝手に伸びる方を選びますけど ♪

0 件のコメント:

コメントを投稿