2016年7月27日水曜日

ふじてん  ~レッスン

今日のレッスンは、昨日に続きNさんご夫妻です。


サマーゲレンデのマットの上では、スキーのアウトエッジは引っかかりやすいのに、インエッジは抜けてズレ落ちやすい、という厄介な状況が待っております。
この原因のほとんどは、いつもより山側に傾いてしまうからなのですが、わかっていても、つい固まってしまって、”後傾”になってしまいます。


今日は、サマーゲレンデで滑るための、3つのポイントを試していただきました。

まず、固まらないために、テレマーク姿勢から足の切り替えの前に、いつもよりもう一段深く沈んでみます。結果として反動をつけて切り替えるような形になりますが、いつもより脚の上下のストロークを大きくするところがポイントです。テレマーク姿勢で安定したら積極的に動いてみましょう。

足の切り替えでは、次の外足のインエッジをしっかりと準備します。
シュテムで開き出すような要領ですが、外足のインエッジがマットにくい込むのを感じてからテレマーク姿勢に沈んでください。

そして、テレマーク姿勢では、両足の間にボールを挟んでいるようなつもりで沈んでください。
安易にカパッと脚を拡げるのではなく、じわじわと両足に緊張感をもったまま沈んでいきます。
もちろん、これは両脚に体重をのせてエッジがはずれないようにするためです。

切り替えからエッジを感じることができれば、だんだんと縦に滑ることができるようになると思います。

雪の上ではなんとなく滑れてしまいますが、マットの上は、”ストップ雪ののったアイスバーン”ですから、丁寧に動かないと簡単に崩壊します。

これ、基本練習にいいですよ!



Nさん、また来月も、お待ちしております!

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